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都民がつくる革新都政
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会の機関紙「都民がつくる革新都政」2012年2月号外
都民のくらし、福祉、安全を守れ!
「都民が主人公」の2012年度都予算編成と都政運営を
3・11大震災・東電福島原発苛酷事故からまもなく一年を迎えようとしていますが、震災復旧、放射能汚染対策は、遅々として進まず、雇用・営業は、深刻な事態です。都民の貧困打破、福祉、防災の要求が高まる中、くらしと都政運営に大きな影響をあたえる2012年度都予算案、「地域主権」関連条例案を審議する都議会第1回定例会(2月22日〜3月29日)が開催されます。
大規模開発最優先の2012年度石原都政予算案
外環道「大泉JC予定地」の湧水ゆたかな『八の釜の森緑地』
東京都の2012年度予算案は、石原都政が3期12年推し進めてきた都民・職員犠牲、大企業奉仕の都政運営をさらに突き進める「2020年の東京」への実行プログラムを具体化したものです。
一般会計の規模は、都税収入が減少していますが、6兆1490億円と7年続いて6兆円台の予算規模です。予算総額では昨年を若干上回る11兆7742億円の財政規模となり、都民生活を守る福祉や医療、放射能対策や防災など安全・安心のための施策の拡充は十分可能です。
しかし2012年度都予算案は、外郭環状道路をはじめ中央環状線などの首都高速道路や国際競争力強化の名による東京港の整備などの浪費的投資を拡大し、大規模開発の推進が最優先されています。また、土壌汚染や液状化などの問題が噴出している豊洲の整備や八ッ場ダムにも予算を投入しています。
その一方で、都民生活を守るための福祉・医療にかかわる予算や中小企業支援などは、厳しく抑制されています。都営住宅の新築にいたっては13年間ゼロです。
緊急性を増している防災対策でも沿道耐震化や幹線道路の整備が中心で、木造住宅への耐震改修助成への住民要求には応えず、またミニスポットの除染も行わないなど極めて不十分です。
石原都政の根本が間違っています。住民の福祉の増進をはかることこそが自治体の責務です。石原都政の大企業と大規模開発を最優先する都政を「都民が主人公」の転換するために共に力を合わせましょう。
「地域主権改革」の名で福祉破壊壊
第1回定例都議会では、「地域主権改革」一括法により、国の定めた最低基準を撤廃したガイドラインに基づく条例案が提出されます。
今でも困難な特養ホームなど福祉施設の環境悪化や保育所の詰め込みを招くような条例案は、都民の切実な願いに反するものです。
世論を広げ、力を合わせて福祉、子育て要求実現の都民運動を広げましょう。
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石原知事の反憲法、暴言を許すな!
【石】「核保有も含め、強力な武装国家になることを真剣に考えなければいけない」
石原知事の憲法に背く暴言は、野田民主党政権の暴走に国民の批判が強まる中でエスカレートするばかりです。
マスコミ各社がおこなった新春インタビューや「新党結成」にかかわる発言では、知事失格の無責任な暴言を繰り返しています。憲法を敵視する知事の発言を断じて許してはなりません。
【石】「日本は、核武装すべきだ」
2011年11月、子どもの安全守れと放射能測定する母親
2011年12月7日、都議会議長に都民の願い30人学級署名提出
「僕は日本は核武装をすべきだと思っています。できないんだったら、核のシュミレーションだけやったらいい。私が新党に参加するなら一つの絶対必要条件にする。」(1月5日 新聞・通信各社新春インタビュー)
「アメリカは新しい核のシュミレーションを始めた。日本もやったらいい。今の世界情勢をみると核を持っていなかったら、あるいは核を持つかもしれん国じゃなかったら大きな顔でものが言えない」(2月3日、たちあがれ日本全国拡大支部長会議)
【石】「破壊的な教育改革をやる」
「(何を破壊するのか)決まっているじゃないですか。(これまでの教育が)戦争に対する史観を一方的に強制してきたんだから」(9月 記者会見)
【石】「東京都のために都知事になったんじゃない」
「東京より国家が大事。その国家のために東京を動かしてきて、やるだけのことはやってきた」(1月27日 記者会見)
【石】「消費税はぴしっとあげたらいい」
「野田君はたったひとりだけ増税とはっきり口にした。私は大いに期待します」(2011年8月 記者会見)
子どもの今と未来を守れ!
都民のいのちとくらしを守る自治体の役割を果たす都政に転換しよう!
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