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都民がつくる革新都政
会の機関紙「都民がつくる革新都政」2011年4月15日発行
2011年都知事選
都民の願い集め62万余票
いのちを守る福祉・防災都市東京へ
小池あきら候補を先頭に善戦・健闘

 大震災救援下の2011年東京都知事選挙は、4月10日投票が行われ、即日開票の結果、石原慎太郎候補が再選されました。「革新都政をつくる会」の小池あきら候補は、62万余票を獲得し、善戦健闘しましたが、残念ながら期待にこたえることができませんでした。「革新都政をつくる会」は、チェンジ石原都政「いのちを守る福祉・防災都市東京」をめざし、東日本大震災による困難な事態の中、最後まで奮闘されたみなさんに感謝するとともに、都民要求実現をめざしひきつづきたたかう決意をこめて『2011年東京都知事選挙の結果について』の声明(別掲)を発表しました。

訴えに都民の手ごたえ
チェンジ石原のたたかい続く
 
小池あきら候補が記者会見で表明
 当選ができず大変残念な結果になりましたが、多くの都民のみなさんに支持を表明していただき心から感謝申し上げます。
 候補者によるテレビ討論が1回しかないなど異常な選挙戦でありましたが、石原都政の問題点を徹底的に明らかにし、それに変わる新しい都政の姿を示すことができました。
 今後の東京の姿として「福祉・防災都市東京」を具体的に訴えたことや、原子力発電依存から脱却して自然(再生可能)エネルギー都市をつくるという主張は、多くの都民の手応えを感じました。このことは今後の様々な分野のたたかいに生きていくと思います。
 石原知事は当選したものの、「究極の後出しジャンケン」によって、現職知事が論争をしないということは都民を愚弄するもので、決して石原都政の政策が支持されたとはいえません。私は、都民のみなさん、革新都政の会のみなさんとともに、「チェンジ石原都政」を引きつづき堂々とたたかっていく決意です。

2011年
東京都知事選挙の結果について
2011年4月11日革新都政をつくる会

  1. 今回の都知事選挙は、告示目前の3月11日に起きた東日本大震災と福島第一原発事故が深刻化する中で、3期12年の石原都政のあり方が鋭く問われる選挙となりました。
     「革新都政をつくる会」は、小池あきら候補を先頭に「チェンジ石原都政」「いのちを守る福祉・防災都市東京へ」を掲げて、全力をあげてたたかいました。
     選挙戦は、審判を受けるべき現職知事が告示ぎりぎりまで出馬を明らかにせず、告示後も論戦を回避し、有力候補が揃ったのが告示2日前という異常な事態の下でのたたかいとなりました。その中で、小池候補は石原都政の悪政を徹底的に明らかにし、これに代わる都民のいのちとくらしを守る新しい都政への展望と政策を示し、論戦をリードし、623,913票(10、35%)を獲得しました。これは震災直後という困難な条件と前回繰り返しおこなわれたテレビ討論も1回に限られるなかで、前回並みの得票を得たことは、貴重であり善戦健闘しました。
     小池あきら候補への党派を超えて寄せていただいたご支持とご支援に心より感謝申し上げます。
  2. 石原知事が都民のいのちと福祉、雇用とくらしを切り捨て、大規模開発と環境破壊の超過密都市東京を推進する中で、「革新都政をつくる会」は、石原都政転換に向けて政策づくりと広範な共同を土台に候補者擁立の取り組みをすすめてきました。
     昨年11月には、基本政策「新しい福祉都市東京へ」を発表し、それをパンフレットにして広げたことで広範な団体と都民、学者、研究者等に広げ賛同の声が寄せられてきました。
     同時に、「革新都政をつくる会」は候補者擁立の努力を続け、ことし2月、政策の実現にむけた候補者選考基準にもとづき無所属候補として小池あきら氏に出馬を要請。政策協定を結び、小池氏は都知事選のトップをきって立候補を表明しました。
     石原候補だけでなく、東国原氏も告示2日前に出馬表明し、実質的に政策論争を回避しました。さらに石原候補は、大震災や公務を理由に選挙運動を「自粛」し、都民に政策論争による判断基準が示されない異常な選挙戦となりました。しかし「政策論議を自粛してはならない」という都民の声が高まる中で、小池あきら候補のビジョンや宣言、明快な訴えと心を込めた演説が、多くの都民の共感を集めました。
     小池あきら候補は、会の政策を発展させた「チェンジ!石原都政、新しい福祉都市小池ビジョン」、「力を合わせて被災者を救援し、『いのちを守る福祉・防災都市東京』をつくりましょう」という呼びかけ、「震災予防宣言」、「築地アピール」、「学卒者TOKYO就職難解消プラン」を次々発表し多くの共感と支持を広げていきました。
     とくに選挙戦後半に訴えた災害、原発、福祉の「3つの転換」は選挙情勢を攻勢的に切り開く大きな力となりました。
     また、多くのインターネット利用者の原発、青少年条例、動物愛護問題などへの関心に対し、小池あきら候補が真摯で丁寧な回答する姿が共感を呼び、短時日にネット上で支持が広がるなど新しい特徴を持った選挙戦となりました。
  3. 選挙戦で発表した政策と小池あきら候補が訴えた内容は、今後の都政の方向を示すだけでなく、防災問題や、原発政策の転換など、日本の再生にむけて、都民と国民に希望を示すものになったと確信しています。
     同時に築地市場、新銀行東京、福祉など都政の重大課題について、石原知事の4選で決着がついたといえません。石原知事は、「なにをやるかって(3期目までと)同じことをやるしかない」と言っています。「チェンジ石原都政」のたたかいは続きます。
     「革新都政をつくる会」は東日本大地震の救援と復興と「いのちを守る福祉・防災都市東京」の実現をめざしてひきつづき多くの都民のみなさんとともに奮闘する決意です。

石原都政転換!
いのちを守る都政の実現めざし、引き続き奮闘しよう

事務局長 中山 伸
 東日本大震災と原発事故によるかつてない事態の下での都知事選挙に対して、小池あきら勝利、いのちを守る都政への転換をめざして奮闘されたすべてのみなさんに心より感謝申し上げます。
 今次都知事選の最大の争点は、石原都政の継続か転換かでした。「革新都政をつくる会」と小池あきら候補は、被災地救援を呼びかけるとともに、チェンジ石原都政を正面からかかげて「いのちを守る福祉・防災都市東京」「原発依存政治からの転換」を訴えてきました。
 審判を受けるべき石原候補が候補者間の政策論争を回避し、都政の重要問題に対する都民の判断材料が届けられない困難な条件のもとでも、小池あきら候補への支持が党派を超えて広がりました。「ストップ築地市場」「若者の就職難解消」など都民要求実現の政策提案にも大きな反響が寄せられました。
 そして、石原都政を転換し、いのちと暮らしを守る新しい福祉都市東京を構築する流れをさらに大きく推進することへの期待が強く寄せられました。
 大災害から日本の再生をめざす時代です。チェンジ石原都政!いのち守る都政へ、引き続きともに頑張りましょう。

「インターネット」で小池あきら走る!
 WEBサイトでの閲覧数は延べ14万2914ページに及び、来訪者回数は6万9457回、訪問者は5万3666人(延べ人数ではなく個人)に上りました。得票数の約9%にあたります。
 主なページタイトルへの訪問者は表の通りです。
 WEBサイトは告示日を過ぎると更新ができなくなりますが、告示前日の4月9日と10日は2日間だけで、来訪者が1万7019人閲覧し、その88%は新規の来訪者でした。滞在時間(閲覧時間)も平均1分49秒なのが、この2日間は2分14秒で、丹念に政策を読み込んでいることがうかがえます。

 アクセス(訪問数)は、投票日前日と当日がピークに
 今回の知事選挙は、ツイッター、フェイスブックなど、新しいコミュニケーション・サービスがネット上で動き回る中での初めての都知事選挙となりました。
 「革新都政をつくる会」はホームページをリニューアルするとともに、「小池あきらWEB」を2月23日に開設しました。投票日までに、16のコンテンツ(目次・内容)、27編66本の動画を配信し即時的・攻勢的な配信を行うサイトになりました。

 ネットで小池支持は急浮上
 原発依存からの脱却 漫画規制青少年条例 ナイトクラブカルチャー

 ネットのツイッター上では、「つぶやき」があっという間に広がります。小池あきらさんの福祉・防災都市東京の中で、安全を最優先して原発の総点検、自然エネルギーへの転換の政策が反響を呼び、漫画規制の強権的条例改悪に反対する声と響き合い、支持する声が広がりました。さらに健全なナイトクラブカルチャーを求める協議会のアンケートに対する小池さんの真摯な回答が評判を呼び広がりました。
 今までつながりを持たない人がツイッターやネットで候補者や政策にアクセスして自分の意見を明らかにしています。今後、重要な選挙のたたかいの手法になることは間違いありません。

幅広い方々から寄せられた小池あきらさんに期待します
 アピールで“期待”を表明
 白籏史朗さん(山岳写真家)高畑黙さん(アニメーション映画監督)本多勝一さん(ジャーナリスト)渡辺治(一橋大学名誉教授)ら広範な195人の各界著名人の方々が「小池あきらさんに期待します」のアピールに賛同を表明しています。お名前はホームページに掲載しています。なお、さらに文化・知識人に多くの支持が広がりました。
 
東日本大震災救援募金へのご協力ありがとうございます
 甚大な被害をもたらした東日本大震災に対して、「革新都政をつくる会」が呼びかけた救援募金の訴えに対して、4月13日現在、443万6910円が寄せられました。街頭、郵便振替で次々と寄せられた心のこもった募金は、全額日本赤十字社に届け、被災者支援・救援に使われます。引き続き募金を訴えます。
 
 
 
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