革新都政をつくる会 憲法が生きる 都民にやさしい東京に
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都民がつくる革新都政
会の機関紙「都民がつくる革新都政」2007年1月15日発行
憲法を都政に
税金のムダづかいやめ くらし最優先に
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 私は都政の流れを変え、みんなが元気にくらす東京をつくりたいという思いで、昨年の都知事選への出馬を表明して以来、全都を駆けめぐっています。
 
 いま、都民のくらしは、医療・年金・介護などの負担増と増税に直撃され、高齢者の老後への不安や、正規雇用で働けない若い世代の将来への不安など、誰もが明るい将来像の見えないような状態です。
 
 こんなときに石原都知事は、福祉をバッサリ切り捨てる一方、豪華海外出張など税金のムダ使いや都政の私物化、さらに憲法改悪の旗振り役をおこなっています。こういう石原知事のひどいやり方を、これ以上許しておくことはできません。
 
 私は、広範な都民と力を合わせて、憲法を生かし、税金の使い方を思い切って切りかえ、くらしと福祉最優先の都政を実現するために全力でがんばります。
 
「万三さん、がんばって」
初詣の参拝者から声かかる
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西新井大師門前で初詣の人に訴える=1月1日
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東京地評07年旗開きでのあいさつ=1月2日
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国労東京新春団結旗開きでのあいさつ=1月5日
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101歳のおばあちゃんから力強い激励=かはらデイケアセンター=12月29日
吉田万三 知事予定候補 〜奮戦記〜
 吉田万三さんは1月1日、高尾山で新年の活動をスタートさせました。
  午前8時、ケーブルカーの「清滝」駅前で革新都政をつくる八王子の会と日本共産党八王子地区委員会合同の宣伝活動が開始されました。
  初日の出・参拝を終え下山する人、これから初詣に向かう人々が行き交うなかマイクを握った吉田万三さん。「暮しがこれほど大変なときに、安倍内閣はさらに国民に増税を押しつけようとしている。給料もらえば所得税、家に帰れば住民税、買い物すれば消費税で、国民はたまったものでない。お金の使い方を変え、暮しを応援する政治に切替えましょう」と訴えました。
  吉田万三さんは昼前に足立区に移動。西新井大師門前で、日本共産党足立区議団、笠井亮衆議院議員、田村智子参議院東京選挙区予定候補らとともに初詣の参拝者にあいさつしました。
  足立区は吉田万三さんが区長をつとめた地元ということもあり、顔見知りの参拝者も多く、大勢の方から「万三さん、がんばって」の声がかかりました。
 
「都政懇談会」の名目で
私的飲食にも税金流用
 豪遊視察旅行からはじまって四男延啓(のぶひろ)氏への公費支出など石原都知事の都政私物化や、水谷建設からの金銭授受疑惑が大問題になっています。
  日本共産党都議団が情報公開請求で入手した都の開示文書によると、内輪の私的な飲食にまで都の接待費を使っていたことが明らかになりました。
  四男の友人で月額35万1千円を都から支給されていた参与とは、「ふぐ・懐石」の店で12万6千円など8回合計36万6千円(表)の飲食をくり返し、さらに都が月額33万9千円の報酬を支払っている元運輸省官僚の参与などとは1回の最高41万6千円、平均21万5千円で11回合計237万円を知事交際費から支出し、その目的は「都政懇談」でした。
  また、01年3月に長男の石原伸晃自民党幹事長代理ら四人と会食した際には交際費から1万円のワイン代や料理に19万円を支出していました。
  都の交際費の支出基準では、公務員との「(支出をともなう)懇談は行わないものとする」と明記されています。一方、「接待等開催伺」は「都政懇談会」としており、支出基準に反する疑いもあります。
  ほかにも、中止されたために支払われなかったとはいえ、東京ワンダーサイトの事業として企画された「能オペラ」の脚本料として都知事へ100万円が予算化されたり、四男の活動はボランティアといいながら30万円の報酬を支払い、それがバレかけて3ヶ月後に返還してみたりと、税金の不正流用疑惑も浮上しています。

交際費で支出された飲食
飲食日 品名 購入先 支払い金額
2001年8月8日 料理等 ホテルレストラン 17,661円
2001年12月18日 料理等 ホテルレストラン 11,550円
2002年1月17日 うな重 うなぎ料理店 16,842円
デザート デパート
2002年7月4日 料理等 イタリア料理店 30,895円
2002年10月3日 すし すし屋 20,300円
フルーツ レストラン
2002年12月26日 料理等 ふぐ・懐石料理店 126,774円
2003年3月1日 料理等 イタリア料理店 106,575円
2003年4月22日 料理等 すし屋 46,130円
しんぶん06.12.28より ※都の開示文書から作成
 
 
吉田万三さんと一緒にみんなが元気で暮らせる東京を
各界からの声
東京民医連
会長 石川 徹

  「何が贅沢といえば、まず福祉」という冷たい現知事のもと東京都の福祉関連予算は削減が続いています。まさに「医療難民」「介護難民」という事態になっています。人口あたりの一般病床数も高齢者施設の定員数も東京都は全国最低レベルです。また、この間、都立の看護学校が4校も廃止され医療現場では看護師不足が深刻です。さらに都立病院でさえ医師が不足し、お産ができないところまででてきています。こんな東京ではいけません。吉田万三さんと一緒に「みんなが元気で暮らせる東京」に変えていきましょう。
 
東京商工団体連合会
事務局長 三浦 岩男

  東商連婦人部の実態調査には「本業だけで生活できない」との回答が62%にもなり、地域経済を支える中小業者の苦境が明らかになりました。行政の支援が求められているものの、都が税金1千億円を投入した新銀行東京は、中小業者向貸出は目標のわずか52%、しかも154億円もの巨額赤字で破綻の懸念さえ生まれています。
  こんなムダ遣いをやめさせ、足立区長時代に中小業者向け「万三融資」の実績をもつ吉田万三都知事の実現で、安心して営業とくらしが続けられる東京をつくりましょう。
 
新日本スポーツ連盟東京都連盟
理事長 伊賀野 明

  オリンピックの東京招致に熱心な石原都政には、スポーツ愛好者の切実な声が届いていません。東京マラソンや国際スポーツ大会招致などの大規模イベントには予算を割り振る一方で、都民の身近なスポーツ環境の整備は放置されています。さらには、スポーツ施設の利用料が次々値上げされ、「大好きなスポーツが続けられない」と悲鳴が上がっています。
  老朽化が深刻な都内の施設を整備し、利用しやすい施設を増やして、「都民の健康が守られる東京」「スポーツ文化が花開く東京」を実現することを、吉田万三さんに期待します!
 
自治労連都庁職
執行委員長 石橋 映二

  石原都政の民主的転換は、都職員の共通の強い思いです。吉田万三さんの都知事選挙への出馬表明は、そうした思いにまさしく応えたものでした。今日の石原都政への従来にないような批判の強まりは、それを確実に反映したものです。
  しかし、年末発表された2007年度都予算原案は、相変らず、税金の使い方への都民の切実な要望に応えるものになっていません。それどころか、都政を大企業のもうけの道具に明け渡すものになっています。自治労連都庁職は、吉田万三さんの決意を心から歓迎し、奮闘する決意です。
 
東京都生活と健康を守る会連合会
副会長 坂口 忠男

  吉田万三さんがいわれる石原都知事の「虚像」とは、本当にそのとおりだと思います。高齢者や低所得者にとって、老人医療費助成制度がどれだけ大切なものだったか、寝たきり手当を打ち切られた家族がどんな思いでいるか、彼には関心のないことでしょう。住宅に困っている人がこんなにたくさんいるのに、都営住宅を7年間新規には一戸も建てない‐こんな「実像」が多くの都民へ知らされていないのです。政治家とか自治体の首長とは呼べないよう異常な知事の存在を、すぐになくさなければならないと決意しています。
 
東京都教職員組合
書記長 工藤 芳弘

  国民の世論に反し、教育基本法が改悪されました。その改悪の先取りと言われていたのが東京の教育です。
  石原都政の「教育改革」は、子どもと教職員を競争と格差で差別・選別し、教育現場を破壊してきました。改悪される前の教育基本法が制限した教育行政の「教育の不当な支配」を行ってきたからです。教職員が子どもたちに直接責任を持ってどの子も大切にする教育を行うためには、改悪教育基本法の具体化を絶対に許してはいけません。吉田万三さんで何としても都政を転換しなければなりません。
 
新日本婦人の会東京都本部
会長 上 伸子

  いよいよ、選挙の年。
  「子どもの医療費無料の拡充を」「東京でも30人以下学級を」「切り捨てられた福祉をもとにもどして」と要求実現の運動をすすめてきた私たちが都政のトップを直接かえることのできる絶好のチャンスに全力でがんばりたい。
  2億4千万円も使っての海外豪遊、8兆5千億円も使うというオリンピック関連の大型開発‐吉田万三さんでこんな都政にストップをかけるとき。暮らしの困難、子どもたちの悲鳴、憲法無視の政治姿勢への怒り、みんなみんな束ねて、勝利しましょう。
 
東京地方労働組合評議会
事務局長 高畠 素昭

  東京地評には、自治体、福祉現場、教職、私学など直接都政とかかわりのある仲間が大勢います。また東京で働き、東京に住む仲間たちで構成されています。
  石原都政は、福祉を削り、教育に亀裂を持ち込み、都政の私物化をはかるなど許せない都政運営をしてきています。今度はオリンピックと称して八兆円も開発につぎ込もうとしています。
  私たちはこのような石原都政の継続を許すわけにはいかないと、吉田万三候補の推薦を決めました。
  地評は、吉田万三候補への支持を全都から結集するために奮闘する決意です。
 
文団連「まい」編集長
作家 宮寺 清一

  教育基本法改悪が強行され、防衛庁が「省」になるなど、憲法改悪の動きが一段と強められている情勢のなかで、今、私たちに求められているのは地域で職場で、あらゆるところで「平和」のメッセージを発信し広めていくことです。
  とりわけ、戦後民主主義を否定し、憲法を踏みにじって都政をほしいままにしてきた石原都政の継続を許さないためにも、それはとても大事なことで、首都東京から世界に平和と文化の発信を!とねがっている。
 
首都圏青年ユニオン
委員長 伊藤 和巳

  東京都内で働く多くの若者は、労働基準法以下の働き方をさせられています。東京の最低賃金は719円で、全国一の賃金です。しかし、最低賃金で働いていては生活保護水準以下の生活しかおくることはできません。石原都知事は「オリンピックを契機に大型開発をする」などと言っていますが、オリンピックを誘致し、開発優先では若者の労働実態は何も変わりません。今必要なのは若者たちの労働実態の改善を東京都として行うことです。吉田万三さんには、暮らし本位・労働者にあたたかい都政の実現を期待します。
 
かえよう都政福祉保育の会
事務局 椎橋 みさ子

  私たちの会は、保育や福祉の現場で働く者、園長や経営者、保護者など保育・子育てに関する人で10月23日に結成しました。
  1月19日には、中野ゼロホールで、「ほっとけない!変えよう都政1・19大集会」を開催し、実態告発のリレートークや浅井代表世話人と吉田万三予定候補の対談、寸劇など楽しく都知事選勝利へのたたかいの交流をします。アピール運動で「石原都政NO」の声を全都から集め、選挙へ生かす意見広告を準備しています。
革新都政実現へ連絡会結成
労働者の力発揮して
 1月5日午後、「労働者の底力を発揮して勝利を勝ち取ろう」と、「革新都政実現めざす労働者連絡会」発足総会がラパスホールで開催され、20単産(単組)・14地域組織・1団体から62人が出席しました。
  総会は、連絡会発足呼びかけ人の堤敬東京地評議長の開会あいさつ、同じく呼びかけ人の高畠素昭東京地評事務局長の申合せ・活動方針・連絡会の体制などの提案につづき質疑・討論を行いました。推薦や支持を決定できない労組の労働者も含めて結集できる会として結成されました。
  討論では、JMIU東京、東京自治労連、三多摩労連、東京国公、北区労連の代表が発言し、「都政を変える立場から、春闘と同時に都知事選挙をたたかいたい」「旺盛な宣伝行動や支持の訴え、単組・支部・分会への推薦決議の拡大」など、意気高い決意、発言が相次ぎ、最後に22単産委員長連名(1/5現在)の「都民が主人公の都政の実現をめざすアピール」を採択し終了しました。
  労働者連絡会代表世話人に堤敬(東京地評議長)、木下勝三郎(東京土建中央執行委員長)、飯沼博(自交総連東京執行委員長)、阿部勝(JMIU東京執行委員長)、高橋睦美(福祉保育労東京執行委員長)、武藤勝(東京医労連執行委員長)、中山伸(都教組執行委員長)、桑原昭俊(東京自治労連副執行委員長)、柳沢芳博(東京国公議長)、廣野吉男(墨田労連議長)、寉田一忠(三多摩労連副議長)、事務局長に高畠素昭(東京地評事務局長)を選出しました。
各地での「会」結成・再開進む
地域での宣伝が活発に
  各地で「会」の結成、再開が進み、地域での宣伝行動が活発に取り組まれてきています。駅頭宣伝やハンドマイク宣伝、商店街宣伝、宣伝カーによる流し宣伝などが取り組まれています。
  吉田万三さんを先頭に元旦には、高尾山登山者へ向けた宣伝が行われ、8日成人の日には、渋谷駅ハチ公前で20歳を迎えた青年への呼びかけが行われました。また、新宿駅西口において女性連絡会が13日(土)12時30分より1時間、20日(土)には「会」として全都一斉宣伝行動を位置付け、午後2時より3時半まで、万三さんを迎え宣伝行動が行われます。
  会が作成した「税金豪遊」のビラが全都各地域で駅頭や各家庭に配布され始め、年末から「会」には、号外を読んだ都民から石原都知事に対する怒りの声が、電話や手紙で寄せられ、1月9日現在120通を超えています。
  「石原の税金豪遊は、腹立たしくてしょうがない。怒りをもって追及してほしい」「石原知事の税金の無駄遣いは許せません。主人も子どもたちも応援するといっています」など、期待や激励が寄せられています。都政を変えなければの都民の声が高まっています。
  新しい年を迎え、革新都政実現に向け、ダッシュを!
青い空
 朝日新聞がモニターアンケートで《07年予想》を報じた(1月6日付)。今年は去年より明るい年に「なる」が21%、「ならない」が41%、「わからない」38%。「ならない」と予想した人の理由では、「格差社会が広がる不安」が圧倒的多数、続いて「社会保障の先行きが不安」である▼安倍首相は年頭会見で「美しい国に向けて礎を築くことが出来た」「私の内閣として憲法改正を目指したいということは、参院選でも訴えていきたい」と言った。彼の思いは国民にではない。昨年の《朝日川柳》「うしろから美しい国読んでみる」は秀逸だ。「憎いし苦痛」と、今年も苦痛はつのるのみか▼昨年末、「太陽族の老いても荒い金遣い」「親馬鹿の度合いも余人に代えがたし」(いずれも朝日川柳)と痛烈な批判にさらされた石原都知事が、メディアに登場して弁解に狂奔。「憲法とくらしを守る都政」を掲げた吉田万三さんが、メディアに無視されながら大車輪で東京中を駆け回り都民に直接語りかけている▼今年の5月には憲法施行60周年を迎える。還暦まで生き抜いた憲法はまだまだ元気。憲法改悪を許さない都民が手をつないで、憲法を生かす都政を取り戻す4月のたたかいははじまっている。(高)
税金豪遊 石原御一族サマ

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