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都民がつくる革新都政
会の機関紙「都民がつくる革新都政」2006年12月15日発行
来春の都知事選
吉田万三さんで東京を変えよう
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憲法、くらし守る都政へ
 「吉田万三さんとともに東京を変えよう」。革新都政をつくる会は11月20日、来春の都知事選に立候補を表明している、元足立区長で歯科医師の吉田万三氏(59)の勝利にむけた07都知事選・総決起集会を渋谷区・渋谷CCレモンホールで開き、都内各地から「吉田万三知事の誕生で、くらしと平和を守る都政実現を」と、1800人が参加しました
 各界から青年労働者、保育士、元小学校校長、宗教家、会社社長、医師、弁護士が「弱いものいじめの石原知事変えよう」などと発言。作家の早乙女勝元氏は「万三さんで、この東京から平和を発信させたい思いで胸がいっぱいです」と推薦の言葉をのべました。
 あいさつにたった日本共産党市田忠義書記局長は、「安倍内閣の危険な方向を先取りし、旗振り役をしているのが石原知事だ」「命がけで憲法を破る」と繰り返し同知事を批判しました。また、「今の都政に足りないのはお金ではない。都民を思う温かい心だ。情熱と実行力の人、吉田さんとともに、都政を都民の手に取り戻そう」と訴えました。
 吉田氏は、都民のくらしについて、住民税増税、医療、介護保険の負担増に直撃され、自殺者の増大など深刻な実態が広がっていることを指摘しました。ところが、石原都知事は、憲法改悪の旗振り、オリンピックに名を借りた無駄遣いの大型開発の推進、19回にのぼる超豪華海外出張にばかり熱心とのべ、「こんなことを許したら、くらしはめちゃくちゃになる」と批判しました。
 税の使い方を、無駄な大型開発から、くらし、福祉を応援する方向に切り替え、コミュニティー(地域の底力)の再生で住み続けられるまちづくりを推進し、「日の丸・君が代」を押し付ける10・23通達の撤回(予算は1円も使わずにできる)など東京から平和と民主主義を発信する決意を述べました。
 
 革新都政をつくる会の相楽事務局長が行動を提起、「『石原都政を変えたい』という都民の願いをすべて吉田さんに結集し、石原都政に痛打を与えて、都政の転換を実現するために、全力をあげよう」と訴えました。

(1) 各団体、各地域、各層、各分野が吉田候補の推薦・支持を決め、すべての構成員に支持拡大の運動に取り組む
(2) 各地域、各分野で「革新都政をつくる会」の結成と活動再開を急ぐ
(3) 石原都政の反都民的な実態と吉田候補の魅力を広く知らせる宣伝行動を強化する
(4) 12月1日に開会する都議会第4回定例会にむけ、各団体・地域から要求を結集する
(5) 募金活動に取り組む
ことを提起しました
 
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都庁前での都議会開催日行動であいさつ=12月1日
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東京湾からオリンピック施設建設予定地を視察=11月22日
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東京商工団体連合会婦人部主催「いきいきフェスティバル」で参加社と交歓=11月23日
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東京労働組合総連合女性センター大会ではネクタイのプレゼント=11月18日
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国立市の日本共産党演説会で訴え=11月22日

吉田万三 知事予定候補 〜奮闘記〜
吉田万三さん
エネルギッシュに

 10月24日の立候補表明以来、吉田万三さんのエネルギッシュな行動が開始されました。
12月上旬までの一ヶ月余、各団体の会議、政治集会、つどい、地域まつりなどでのあいさつは200カ所に及び、吉田万三さんの訴えを直接聴いた人は延べで2万5千人を超えています。また、スケジュールの合間をぬって、労働組合、女性団体、業者団体など70団体を訪問してきました。
 どこでも吉田万三さんの立候補表明を歓迎し、「都営地下鉄のホームに転落防止用の可動式柵をつくってほしいと要望しているがいまの都政は聞いてくれない。吉田万三さんで是非設置したい」(視覚障害者の方)、「中学生までの医療費無料化をもとめる運動が広がり都政をうごかしつつある。都政を変えて、一日も早く無料化を実現させたい」(女性団体)など、石原都政の転換を期待する声が数多く寄せられています。

わかりやすい!
やる気がでる!

 「安倍首相のいう『再チャレンジ』は、イス取りゲームをあおるもの。政治の責任はイスを増やすこと」「石原知事は『何が贅沢かといえば福祉』と発言したそうだが、私は『贅沢はあなただろう』と言いたい」「石原都知事の姿はマスコミがつくった『虚像』。今度の選挙は、『虚像』対『万三』のたたかい」など、吉田万三さんの話はどこでも好評で、「本当にわかりやすい。やる気がでる」の声が多数寄せられています。
 吉田万三さんは、「石原さんはオリンピックのために毎年1千億円を積み立てるといっている。これまで『ない』といっていたお金が、実はあるということを認めてしまったわけです。お金の使い方を改めれば、都民の願いをいかす都政が実現できます」と話しています。

 
07年都知事選・総決起集会 参加者も声援
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 いま東京には沢山の願いが、そして、石原都政への怒りが渦巻いています。その沢山の願いや怒りを吉田万三さんと共に都政を変えて、私たちが安心して住み続けられる東京にしたい。そんな思いをもって各界から7人の方が吉田万三都知事実現への発言をしていただきました。

〈首都圏青年ユニオンの伊藤和己さん〉
 石原都知事は、いじめの問題でも若者の雇用の問題でも、とんでもない発言をしています。非正規雇用の拡大は、国の責任であり、都政の責任であるにもかかわらず、「ニートのことを極つぶし」だと言うのです。本当に、私たち働く若者にとっては、ものすごいショックを受けた言葉でした。子どもの教育を歪め、そして、歪めた教育の中で育った若者を見捨てるような、そんな政治しか出来ない石原都政を変えることは、本当に私たちの願いです。

〈板橋区 民間保育園の保育士 須藤真希さん〉
 保育士の対応や言葉かけは、子どもに大きな影響を与えます。経験を積み、保育士として高い専門性を兼ね備えることが求められているのです。しかし、東京都は経験豊富な保育士は必要がないというのです。ベテラン保育士の給与は、毎年数10万単位で減り続けています。コストを削減しながら最大のサービスをしろと石原都政は言うのです。私たちの願いは、すべての子どもが豊かな保育を平等に受けられることです。

〈元足立区中島根小学校校長の高橋昭一さん〉
 最近、校長、副校長を始め、先生方の悲鳴にも似た疲弊の声が多く寄せられています。学校で、もっとも大事である教職員が協力し、共同する力が弱まっているとさえ言われています。納得いかない命令と強制、職務上の上意下達の下で働かされ、とにかく先生たちは疲れています。過労による病気で、足立区では今年7月と8月に、小中学校の二人の教員が死亡しています。このような東京の教育の実態を広く都民に知らせ、吉田万三さんの支持を広げていきたいと思っております。

〈高尾山の自然を守る市民の会の会員 淺川金刀比羅神社宮司の奥田靖二さん〉
 この高尾山には、植物種が1322種類という驚くべき多数植物があり、私たちは世界遺産にも匹敵している貴重な山と思っております。昆虫も5千種類、ムササビはじめ沢山の動物がすんでおります。最近工事のせいで追われてきたのか、我家の庭にもイノシシさんが毎晩のように現れて、庭を掘っておるのでございますが、多分高尾山を何とかしてくれと毎晩訴えに来てるんではないかと思っております。皆さん、是非、吉田万三さんに知事になっていただいて、この美しい高尾山と子どもたちを守ろうではありませんか。

〈大田区で工場を営んでいる奥島工具製作所社長の奥島清二さん〉
 私たちの仲間の多くは、年収300万円もいかない業者が沢山いるのです。知事が1回の豪遊で使った2千万円、これは、私たちの仲間の7、8年分のお金です。都が、鳴り物入りで1千億円もつぎ込んで設立した新銀行東京という銀行は、私たち小さな業者には、お金を貸してくれる銀行ではないんです。ところが、この銀行が、まだ2年ちょっとしかたってなのに、もう経営難だという報道がされています。昨年の都税収入が、実質で529億円も黒字という話をニュースで見ました。これに反し、私たち中小業者に、中小業者対策費は6年前の0・61倍です。石原知事には一刻も早く退陣していただいて、吉田万三さんを、どうしても都知事にしたいという思いであります。

〈大田病院付属大森中診療所長医師の澤浦美奈子さん〉
 群馬県の病院で内科の研修をした後、昭和47年から大田病院に来ました。こちらに来ましたら、もう革新都政で、お年寄りの60歳以上の医療費は無料になっておりました。医療費の心配をせず、その方に必要な治療ができるのは、なんて素晴らしいことなんだろうと思いました。最近は、医療費もどんどん値上がりをしております。老人医療費無料化をめざして、革新都政を取り戻したいと心から思っております。

〈北海道大OG弁護士の志田なや子さん〉
 私が北海道大学を卒業しておりますので、同窓で2年先輩の吉田万三さんを、是非とも都知事に押し上げていただきたい。今日は、このようにお願いにまいりました。
 足立区長選では、足立区が建てる豪華な建物の上の方がホテルに使われるということで、大争点になり、その時に勝ったわけですね。今回、石原慎太郎知事が豪華ホテルのスイートルームに泊まって、とんでもない金額の旅費を東京都に付けましたということですので、万三さんはホテルが争点の時は強いというのが私の意見です。是非とも石原知事をノックアウトして、東京都知事に当選していただきたいと思います。

平和を発信する都市へ
早乙女勝元氏が応援
 推薦の言葉をのべた作家の早乙女勝元氏は「万三さんで、この東京から平和を発信させたい思いで胸いっぱいです」と語りました。
 早乙女氏は、新聞に投書して「東京大空襲・戦災資料センター」の増築募金を訴えたところ、3日間で120人から電話が寄せられたエピソードを紹介。「一人の訴えでも120人の心を動かせる。みなさんが憲法9条のメッセージを運んで、万三さんとともに革新の人間都市東京をつくろう」と呼びかけました。
 
石原知事の税金豪遊2億4000万円
文化施設予算、四男が関わる事業だけ4年で8倍超
 「福祉を切り捨て、自分は豪遊か!」-石原都知事の税金を使っての海外豪遊や四男の海外出張などに対し、都知事の都政私物化と、都民の批判がかつてなく高まっています。

▼超豪華海外視察
 石原都知事は海外出張のたびに都の規定を無視して高級ホテルに宿泊し、判明している15回分だけでも2億4350万円にのぼります。ワシントン出張では一泊26万3千円も支出。この時は都民も激怒し、規定を超える費用の返還訴訟がおこされ、負けた都知事は「規定が安すぎる」と逆ギレ。出張の内容も、観光、オリンピックが中心で、ガラパゴスや、アメリカのグランドキャニオン、ロンドン、マン島などで、夫人も4回同行し全額都が負担。

▼都事業に四男重用
 石原都知事の四男延啓氏(40)が03年3月、父親の石原都知事が脚本した「能オペラ」の制作準備の為に、ヨーロッパに出かけ、航空代や宿泊費の全額55万円を東京都が負担。都知事は都の事業の「外部委員」だから問題はないといいますが、委員の委嘱は出張前後のわずか1ヶ月だけ。さらに04年1月のダボス会議の際の知事主催レセプションでは四男に鏡板の制作を依頼しダボスへの出張費まで込みで支出しています。

▼肝いり文化施設は予算を8倍化
 さらに、「私が考えついたんだからね。トップダウンですよ」と言ってはばからない若手芸術家の支援事業「トーキョーワンダーサイト」。01年度から始まり、都内3カ所に設置され、事業費のほとんどが都の助成金でまかなわれて、今年は4億7千万円。都の文化施設が件並み減らされている中で、この4年間で8倍にもなっています。しかも、乱脈運営が都の監査でも指摘されています。しかも館長、副館長は都知事の知人を登用し、四男も深く関わらせています。


青い空
 高層ビル街の西新宿の小さな通りで頑張っていた、駄菓子屋、おでん屋に続いて豆腐屋と米屋が店を閉めた▼石原知事の肝いりで1千億円を出資して開業した新銀行の経営悪化がすすんでいる。知事は「ほかの銀行が同じような事をやりだした。(都が)立て直すための知恵を出そうと思う」と弁明▼中小業者への融資には「東京都の制度融資は扱わない」「レストランでラーメンを注文するようなもの」と。経営に苦しむ業者には役に立たない銀行で、何のための開業か問われる▼子どもたちの安全を守る地域の力が今、見直されている。町の商店や工場が元気であれば、人の営みがそこにあることで、その地域は安全になる▼弱肉強食の社会へ向かう中で、弱い商店が無くなるのはあたりまえと考えていた人もその役割を考え直そうとしている▼東京都の中小企業予算は石原都政の7年間で4割も削減。都の製造業は10万事業所から半減している。「世界と競争できる企業の育成」のもとで、都民生活を支える中小企業が存亡の危機に立たされている▼今、都政に求められているのは庶民感覚からずれた豪華海外視察や都政私物化の無駄遣い知事ではなく、庶民の目線で思いやりの心を大切にする知事と思う。(昭)
 
一応絵描きだし海外のアーティストの知り合いもいるから

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