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都民がつくる革新都政
会の機関紙「都民がつくる革新都政」2005年2月15日発行
都の05年度予算原案 都民生活軒並み削る
「住民の福祉の増進」かけ離れた予算案

 東京都が発表した05年度予算原案は、都税収入が前年度比8・4%と大幅な回復(今年度と来年度で6千億円もの増収見通し)を見込んでいますが、福祉予算を実質で4年連続で削減するなど都民の暮らしにかかわる予算はいっそう切り捨て、その一方で、「都市再生」のための投資的経費は前年度比6・9%増と、大型開発事業だけは突出して拡大、「住民の福祉の増進」という地方自治の本旨とはますますかけ離れた予算案となっています。

福祉は4年連続削減 都立施設さらに削減
 「福祉と保健」予算は、見かけ上は今年度比で425億円の増額となっています。実際は、政府の「三位一体改革」で国民健康保険の負担部分が新に増える分466億円を差し引くと、41億円の減額となっています。
 石原都政になった4年間で福祉関係費は856億円減となっており、この5年半進めてきた「福祉改革」による“激痛”が都民を襲っています。この間、東京の高齢者人口は20%も増えています。
 美濃部都政の時代には福祉費は12倍に増え、その後の鈴木都政でも2・4倍、青島都政でも1・2倍に増やしました。

中小企業予算を10年連続で削減
 深刻な不況が続くなか支援の強化が求められる中小企業対策ですが、振興予算は10年連続で削減。石原都政の6年間がとくにひどく、来年度予算原案では、就任した99年度の三分の二、約1200億円も減ります。また、業者の切実な要望である借り換え融資の拡充は見送られました。
 都立技術専門校の統廃合を進める都は、来年度も王子技術専門校を廃止・統合する計画です。公共職業訓練の予算も約3億円削減します。

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大企業向け「都市再生」突出
 「都市再生」予算では、千代田区の丸の内地区の超高層ビル建設を進め、首都三環状道路を整備するなど、大型開発事業を突出させています。こうした方向を進めば都財政の一層の悪化や環境破壊をもたらすことになります。
 民間企業と一体に、東京駅前など千代田区丸の内周辺地区を開発する計画で5億円を計上。大手町地区や品川駅周辺地区など大型開発を進める調査費、首都圏を広域的に開発する計画の策定費を盛り込みました。
 首都高速道路では、首都高公団への出資・貸付金を250億円計上したうえ、中央環状品川線(総事業費4千億円)の半分を都が直接整備するとして、公団の事業に先行して着手するというものです。
 本来、都が負担する必要のない、国直轄事業(羽田空港の再拡張など)で、08年度までの無利子貸付(総額1000億円)の一環として、92億円を盛り込みました。
 他の予算が軒並み後退しているのに対して、「都市の整備」予算は前年度比5・9%増となっています。

6年連続都営住宅新築ゼロ
 生活密着型の公共事業は、軒並み削減、都営住宅の新規建設は6年連続でゼロ。建て替えやなどの予算は541億円(8%減)、住宅改善予算は6億円(6割減)となっています。
 防災上重要な木造住宅密集地域の不燃化を進める「防災密集地域再生促進事業」は23億円、前年度比16%削減されました。

第1回定例会にむけての日本共産党都議団の取組み
      都議団政策調査委員長 曽根はじめ
 第1回定例議会は都議選前最後の本格論戦の場であり、石原都政と都議会オール与党が進める悪政ときっぱり対決する日本共産党の役割を発揮し、次の3つの点で全力を尽くします。
 第一に、国による7兆円の負担増や介護保険改悪の策動の下で、住民福祉増進の立場で悪政の防波堤となるべき東京都が、国に加えて全国でも突出した福祉削減を進め、一方で高速道路まで公団の肩代わりで整備しようとするなど多国籍企業優先の「都市再生」路線による都財政や都市環境への深刻な影響を明らかにし、都民の福祉・くらし優先の都政への転換の道を示すことです。
 第二に、逆立ちした都財政の転換を求めながら、大企業の空前の利益を反映し今年度と来年度にかけて見込まれる約6000億円の増収の一部も活用して介護保険改善、特養ホーム等の緊急整備、学校の耐震補強、個人住宅耐震補強助成、30人学級実現など切実な都民要望の実現に全力をあげることです。
 第三に、憲法や教育基本法を否定し改悪の先導役を果たしている石原都政に対し、知事の憲法尊重擁護義務との矛盾を追及し、学校で子どもたちの内心の自由を踏みにじる日の丸・君が代の強制を許さず断固として追及します。今定例会には、文化・福祉施設、都営住宅など都立施設の管理運営を丸ごと営利企業に明け渡し、公共サービスの土台を揺るがす指定管理者導入の条例案や、青少年の性に関わる内心の自由に警察が介入する「淫行処罰規定」などが提案されます。石原知事のワンマン行政に都民の立場からずばりものが言えるのが日本共産党しかいないオール与党の下で、都民世論と連携して都議選勝利と都民本位の都政への突破口を切り開くよう奮闘する決意です。
シリーズ自治体とは(6)
軍民共用「絶対反対」 横田基地と瑞穂町の実相−その1−
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横田米軍基地

 瑞穂町は、横田基地の滑走路北側に位置し、人口が3万3979人です。町の面積に占める横田基地の割合は、12・5%です。
 瑞穂町の都市計画は基地があることで進まず、住民は、騒音や航空機事故に日々の生活を脅かされています。瑞穂町が集計した騒音記録では、2004年12月までで1万回を越え、町民は、1日平均36回という騒音に悩まされています。
 騒音による被害は、地震、火災など知らせる町の防災無線にも及び一般的に屋外に設置される防災無線は、航空機による騒音がひどく「聞こえない」という苦情が殺到し、地震、火災などを住民にどうしたら伝えられるか問題となりました。
 問題の解決策として、90年代頃から町は、屋内の戸別受信機を小中学校、幼稚園、庁舎など公共施設へ配備するいっぽうで、消防団への貸与を行なうようになりました。しかし、住民からの「騒音がひどくて聞き取りにくい」「聞こえない」という声は後をたたず、昨年の6月議会でも「防音工事を実施している家庭への戸別受信機の配備を行なうべき」という意見も出されています。
 航空機による騒音区域内におけるこのような問題は、防衛施設庁が対応し、防災無線の戸別受信機の配備にともなう費用は、国が負担するのが当然です。しかし、この戸別受信機の費用は、すべて町の負担とされており、航空機騒音区域内に住む住民への対策は費用的にみて困難であると町当局者は述べています。
 冠水問題では、航空機の飛行直下にあたる加藤塚に隣接する新青梅街道トンネル内の冠水も以前問題となり、冠水除去装置を防衛施設庁管理の土地に設置するように町が要請したが防衛施設庁は首をたて振らず実現できませんでした。大雨が降ると今でもトンネル内の冠水が起きています。
 横田基地の「軍民共用化」、その「民間空港での仕様」が東京都から打出され、騒音被害を抱える昭島、瑞穂、立川市が反対を表明しました。「横田基地の共用化に関する国の関係省庁と東京都との連絡会」において、「当面、一日10数便の民間機の運行計画案をまとめた」という報道に、瑞穂町石塚町長は、「このような寝耳に水の一方的な報道は、軍民共用「絶対反対」を表明している瑞穂町民の感情を逆なでするものであり、横田基地周辺5市1町の基地対策連絡会との信頼関係をないがしろにするもの」と怒りをあらわにし、東京都に出向いて厳重に抗議をしています。
 そして、外務省等の国の関係省庁に実情を訴え、アメリカ大使館にも、「軍民共用化に反対する陳情書」を提出しています。

連載 石原都政と教育(第15回)
子どもと教育の風景(15) 東京都教職員組合 教文部長 滝沢 孝一
町田市教委が「君が代」を歌う声量まで強制
 町田市教育委員会が市内の小中学校に「通知」と「職務命令書(例)」などの付随文書を出した。
 それ曰く、子どもが他の式歌と同様の声量で「君が代」が歌えるよう指導せよ。曰く、すべての子どもが起立斉唱するよう事前に指導せよ。曰く、舞台には子どもの作品を飾ってはならない。曰く、教職員は入学式や卒業式に関わる「通達」や「実施指針」など教育委員会の考えに反する文書などを配布してはならない。そしてまた曰く、来賓と教職員の座席表(チェックひょう)を作成せよ。云々。
 教育委員会が教育に携わる者として厳守すべき根本法を記しておく。
 日本国憲法第11条曰く「この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として現在及び将来の国民に与へられる」。曰く第19条「思想及び良心の自由はこれを侵してはならない」。曰く第21条「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由はこれを保障する」。
 また教育基本法第10条曰く「教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負って行なわれるべきものである。(2)教育行政は、この自覚のもとに、教育の目的を遂行するに必要な諸条件の整備確立を目的として行なわれなければならない」。
 これほど憲法や教育基本法を足蹴にした「通知」などが報告されても、町田市の教育委員の誰一人として疑義を発しなかったという。そうした教育委員(会)とは又なんぞ也。
”国のために命投げ出す”教育転換でいいのか
教育基本法改悪許すな 憲法まもろう 東京集会に1400人
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教育基本法・憲法改悪反対東京集会=2月5日、九段会館

 「教育基本法改悪許すな!憲法守ろう!2・5東京集会」は、5日午後、九段会館で行われ、一階から三階まで満席の1400人が参加しました。
 小森陽一東大教授は「憲法13条は『すべて国民は個人として尊重される。国民の権利は国政上、最大の尊重を必要とする』とあるが、これは憲法9条で戦争を放棄し、戦争をしない国だからこそ100%保障されている。いま、日本を戦争する国に大転換させていいのか、国のために命を投げ出すよう学校教育を転換していいのかが問われている。草の根のたたかいは大きく広がり、教育基本法の上程を阻んでいる。その力を二倍、三倍にしていこう」と呼びかけました。
 「子ども中心の卒業式・入学式」をめざして、すべての小中学校を絵手紙を持って訪問した経験など、各地の運動が紹介され、参加者を励ましました。
 和光学園園長の丸木正臣さんと、エッセイストの朴慶南さんが対談。丸木さんは「(平和や権利)が今、特に東京では、危ない状況になっている。戦争を引き起こすアメリカへの追随に反対していこう」と発言し、朴さんは「憲法9条はアジアの宝。それを守り、日本を民主的な政権に変えてほしい。何があっても、子どもたちを人を殺す人間にさせるわけには行かない。そのために、一人ひとり手をつないでいこう」と訴えました。
 「つーふーず」の替え歌には共感の笑いがわきおこり、松元ヒロさんの軽妙な風刺に会場は大爆笑・・・。
 集会は、「石原都政が東京から日本を悪くしよう言うならば、その企みを阻止することは全国の仲間を励ますことになる。教育基本法と憲法の『改正』に反対し、『つくる会』教科書の採択阻止のたたかいを大きく広げよう」のアピールを大きな拍手で確認しました。
 最後に、詩人の小森香子さんが「・・・知っていますか、今、崖っぷちに立っていること。知っていますか、いま、しっかり手を繋ぐ時だと。・・・」と、自作の『あなたは知っていますか』を朗読。
 参加した教員からは「会場いっぱいの参加者に励まされ、出演者の訴えには涙が出てきました。バラエティーはとっても楽しく、笑い転げました」「公明が、自民党の改悪法上程にどう反論していくか考えているというのは、私たちの取り組みの広がりを示すもので、確信をもちたい」「拉致被害者の身内の人が、朴さんに、私たちの国が過去に朝鮮の人たちを苦しめてきたことを、まず謝りたいと語ったという話にホッとし、拉致の問題などでの北との関係に一つの光を見た思いです」などの感想が語られました。【東京都教職員組合・川俣義雅】

05年第1回定例都議会開会日行動
日程: 2月23日(水)
行動予定: 午前8時  都庁前宣伝行動(革新都政の会)
午後0時15分  知事室前行動(都民連・東京社保協)
同1時  都議会本会議傍聴
西東京市長選
坂口こうじ氏初当選 全国に誇れる西東京へ
 2月6日投・開票がおこなわれた東京・西東京市長選で、無所属新人の坂口こうじ氏=民主党・日本共産党・社民党・生活者ネットが支持=が、無所属で現職の保谷高範氏=自民党・公明党推薦=を約1万4千票の大差で破り初当選しました。
 坂口氏は記者会見で、「選挙で訴えた42項目のマニフェスト(政権公約)を誠実に実行したい。一党一派に偏らない公平・公正な姿勢を進めたい」と強調。車座集会や教育、福祉の充実、商業振興、住民合意による駅前再開発の見直し、「全国に誇れる西東京をつくりたい」と語りました。
 「明るく育ち元気に暮らせるまちをつくろう会」は、日本共産党と坂口候補が政策協定を結んだことを歓迎し、当初推薦していた石原候補が辞退、坂口候補当選めざし、奮闘してきたものです。

 開票結果は次の通り。
当 坂口こうじ(無新) 40771票
  保谷 高範(無現) 27110票
青い空
 核不拡散条約(NPT)再検討会議にあわせて開かれるニューヨーク行動の取り組みがすすんでいる。NPTは核保有国5カ国以外に核保有国を出現させない不平等条約だが、保有国に核軍縮交渉を課している。そして2000年のNPT再検討会議で核兵器の廃絶に努力する「明確な約束」が盛り込まれた
◆ブッシュ政権は、小型の使える核兵器の開発をすすめ、NPT会議の文書の死文化をはかり「明確な約束」を反故にしようとしていると言われている。アメリカは、NPT締結国であるイラクの核拡散を問題にして戦争を始めた
◆そしてその戦争が米国の財政赤字を悪化させ貿易赤字と共に世界経済成長の足かせになっている。そのため日本に「改革」の推進を求めている
◆小泉「構造改革」は大企業を優遇し、増税でさらに国民負担増を押し付けるものである。「構造改革」では、個人消費にブレーキをかけ、輸出の後押しをするものでしかない
◆「福祉は贅沢」と憲法で保障されている最低限の生活も保障しない石原都政も同じである。弱肉強食の社会ではなく人間的な連帯にあふれた「もう一つの日本」が憲法にはある。憲法をいかす都政をめざして、暮らしと憲法をふみにじってはばからない石原都政やオール与党に審判を下せる日が今年は7月にある。(昭)
春風にのってNO WAR

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