憲法公布79年 憲法生かし 平和を築こう
2025年11月15日
日本国憲法公布79年の11月3日、国会正門前で、総がかり行動実行委員会と9条改憲NO!全国市民アクション主催の「今こそ平和といのちと人権を! 11・3憲法アクション」が開催されました。
アクションには折からの強風のなか、「守れ!憲法」や「軍拡NO!」「ジェンダー平等今すぐ実現」などのプラカードをかかげ、思い思いの文字入りシャツでアピールする若者など2300人(主催者発表)が「改憲を許すな」「高市政権をみんなで倒そう」などと声高くコールしました。
開会の挨拶で「戦争をさせない1000人委員会の染裕之氏は高市政権が「異次元の軍拡」を突きすすめていることを厳しく糾弾するとともに、戦後80年のいま、平和と民主主義を誓った戦後の原点を見つめ直すことが問われていると強調。「平和憲法の理念のもと、世界の恒久平和実現にむけ不断の努力をつづけよう」と訴えました。
つづいて市民によるスピーチとリレートークがおこなわれ国際ジャーナリストの伊藤千尋氏は「私たちは憲法9条によって戦争も軍備もなくす道を示すことができる。79年の経験を生かして、世界に広めていきましょう」と訴え、ライターの和田静香氏は「私は憲法24条を、婚姻の平等とともに、個人の尊厳を守る大切な条文だと学びました。自分の尊厳を守りましょう。それは他人の尊厳を守ることにつながります」とメッセージを寄せ、メッセージを代読した「平和を求め軍拡を許さない女たちの会共同代表の前田佳子氏は「私は女ならいいではなく、多様な視点やジェンダー平等を推進し、政治を動かしてくれる人がいつかトップになってくれることを願っています」と訴えました。
また、日本共産党田村智子委員長、立憲民主党の阿部知子衆院議員、社民党のラサール石井副党首が連帯の挨拶をおこないました。










