ひろがる都民のたたかい タワーマンション建設でアーケード破壊 ひろがるハッピーロード大山商店街を守れのたたかい ②
2025年10月15日
特定整備路線補助26号線を考える会(板橋区)
ハッピーロード大山商店街にある「コモディイイダ」というスーパーは、社長が最後まで闘うと、商店街を守れ、道路はいらない、と運動を繰り広げている「大山問題を考える会」とともに何回もデモ行進が取り組み、商店街には様々な反対のデコレーションが光っています。「大山問題を考える会」では、2025年度までに完成予定だった補助26号線が、また5年延長されたことに「仮設アーケードの設置」をよびかけ、商店街を、地域住民の憩いの場でもあるハッピーロード大山商店街を守りぬこうとがんばっています。
不当判決ではありましたが、裁判闘争における高等裁判所判決ではこの道路計画の「地域住民、商店街への影響」を認め、26号線により地域が変容を迫られることが避けられない状態であることが明らかにしました。
私たち「特定整備路線補助26号線を考える会」は、最高裁の「上告棄却」を受け、「26号線訴訟団の解団と今後の運動について」と題して、総会を2回持ち、新たに役員も増やし、運動も再出発しました。引きつづきハッピーロード大山商店街の分断を許さない、地域経済の損失、また環境問題など、多岐にわたりまちこわし、くらしと商売を壊す計画を許さない運動を続けるため、がんばっていきたいと思います。
いま板橋区は区長がゼネコン建設会社出身のため、再開発計画だらけとなっています。こうした住民不在の「再開発ありき」のまちづくり計画に対し、住民が願う、住民が住み続けられる街づくりを求めて、いま、全区的な運動のネットワークができていこうとしています。全都のさまざまな運動とも連携して、一緒に頑張っていきたいと思います。
「いのちの砦は渡さない」平和を守る決意
東京母親大会連絡会実行委員長 木原秀子
9月28日(日)、29日(月)開催の「第70回日本母親大会in東京」は、オンラインも含め、分科会、全体会合わせてのべ1万3000人、東京はのべ2300人の参加で、学び、交流し、熱気あふれる大会となりました。
「節目の70回大会はぜひ東京で開催を」の全国の熱い思いを受けて決定したのが2023年9月です。全体会会場の東京国際フォーラムホールAは土・日が空いていなくて、初めての月曜日開催となりましたが、会場いっぱいの5000人は圧巻でした。「集まるってやっぱりいいね」の声があちこちで聞かれました。
協力ブロック関東のみなさんと東京でとりくんだ、10万枚の「要求シール」にはたくさんの願いや要求が書かれています。タペストリー「虹のかけ橋」を会場に貼りだし、参加者を迎えました。大会に参加していない人の思いもしっかり会場に届けることができました。また、第70回日本母親大会のためにアニメ映画監督の有原誠治さんにお願いして描いていただいた絵「いのちの砦は渡さない」を会場に飾りました。
分科会は「若い世代の企画」「子どもと教育」「くらし・権利」「女性と人権」「平和と民主主義」「見学分科会」、合わせて20の分科会に3000人を超える参加で大いに語り交流しました。終了後の母親パレードには280人の参加があり道行く人たちにアピールしました。
2日目の全体会は、フリージャーナリストの布施祐仁さんが「戦後80年と不戦の決意―日本とアジアを再び戦場にしないために―」と題して記念講演を行いました。東南アジア諸国連合「ASEAN」が、対話と外交による信頼関係を構築していることを強調し、アメリカ言いなりの政治を私たちの手で変えようと訴えました。
文化行事は前進座。母親大会のために創った「江戸九月母親賑」(えどのながつきおなごのにぎわい)に拍手が鳴りやみませんでした。
これまで築きあげてきた宝の運動を、つづけていくために力を尽くしたいと思います。










