参院選・都議選に向け 呼びかけ人会議を開催
2025年6月15日


5月28日、「市民と野党の共闘で都政転換」をめざす呼びかけ人会議が「参院選・都議選 政治を変えよう!政治を都民の手にとりもどそう! 呼びかけ人会議」を開催しました。

 会議は、目前に迫った都議選と参院選を市民と野党の共闘でたたかうことをめざしたもので、浜矩子(同志社大学名誉教授)呼びかけ人代表が「2025年の日本の真像」をテーマに講演をおこないました。浜代表は「真像」の意味について「いつわりやかざりを取り除いた真実の姿」と紹介した上で、異常物価や米不足問題などを通した日本の政治状況を分析。「今の日本の政治と政策は、日本の真像に向き合うことを拒否している」「日本の虚像すなわちまがい物の日本の姿を追い求めてばかりいる」と告発。「 本当にこの真の姿をきちんと見据えることができる政治と政策が出現してくるということがまさに今回の都議選・参院選の次に今向かっての大きな課題である」と訴えました。
 2025年度東京都予算の分析を末延渥史呼びかけ人会議事務局がおこない、小池都政がすすめる「稼ぐ都市」=超高層ビル開発による東京大改造の実態の告発と都民目線からの財界ファースト・都民置き去りの2025年度東京都予算の分析をおこないました。
 また、大田、江東、練馬、北、練馬、町田などでとりくまれている市民と野党の共闘組織の代表から地域での再開発の現状やくらし・福祉など小池都政とのたたかいが報告されるともに、江東市民連合の代表から、4人区の江東区で立憲民主党と日本共産党の候補者の出席のもと都議選政策を発表する集会を開催することなど、各地での取組の交流がおこなわれました。
  五十嵐仁・永山利和代表からは、都議選の3人区以下の25の選挙区で候補者の一本化が実現、その他の選挙区でも共闘が前進していることが報告され、選挙戦で市民と野党の共闘の勢力が勝利するために力をあわせて奮闘することを誓いあいました。
 立憲民主党、日本共産党、社民党、生活者ネット、緑の党、新社会党など6野党から連帯のメッセーが寄せられました。

 市民と野党の共闘で奮闘しているフェミブリッジ東京とChang 都政市民プロジェクト(賛同:市民連合・呼びかけ人会議)が、都議会開会日の6月2日、新宿駅東南口で「金権政治にNO! 裏金自民都議さよならアクション」を開催。
つぎつぎと市民がマイクを持ち、国会だけでなく都議会にもあった裏金汚染を告発。永山利和呼びかけ人代表やフェミブリッジ東京の西山千恵子さんが裏金都議たちには都議会を退場してもらいましょうと訴えました。

 第21期最後の議会となる第2回都議会定例会が2日から開催されました。この議会は都民が直面している異常な物価高騰、米不足、生活の困窮などから都民生活を守るという課題が課せられた重要な議会でした。ところが小池都知事は所信表明で、日本と東京をとりまく状況を「国難とも言うべき危機」といい「都民を守り抜いていきます」と表明したものの、都民が一番求めている物価引き下げのための対策や低所得者のための生活支援、中小業者への経営支援などには一言も触れず、1兆6000億円(減債基金を除く)を超える基金=ため込みがあるのに、手をつけず、わずかに386億円(基金の0・02%)の水道料金の基本料を4ヶ月間免除する補正予算で済ませようとしているのです。これで良くも「都民を守り抜く」などといえたものです。さらに、許されないことに、今回の水道料金免除は、お台場の巨大噴水に対する都民の批判をかわすためのパフォーマンス予算であり、噴水を止めて、現在、10万世帯を超えて給水が停止されている世帯に通水することこそが「都民を守る」ことに他なりません。
2025.05.28 呼びかけ人会議-1mono


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