誰もが住みやすく、安心して暮らせる東京へ! 都民が主人公の都政に転換しよう
2025年1月15日
激動の情勢
切りひらこうあらたな政治の流れ
激動の情勢のもと、あらたな政治を切りひらく決意をこめて、年頭のご挨拶を申し上げます。
昨年は7月の東京都知事選挙、10月の衆議院議員総選挙と日本と東京の未来、都民生活に深くかかわる2つの選挙がたたかわれました。 蓮舫候補を擁立しての都知事選では告示まで1ヶ月をきるという極めて短期間の選挙となりましたが、都段階の団体をはじめ全都30の小選挙区地域で市民と野党の共闘による選対が網の目に起ちあげられ、「1人スタンディング」など全都で一斉に宣伝行動がとり組まれました。
結果は残念ながら及びませんでしたが、この選挙戦で実証された市民と野党の共闘のたたかいは「新たな民主主義の動き」であり、真の市民と野党の共闘への発展を通じ今後の東京と日本の政治を変えていくうえで大きな力となることは間違いありません。
同時に、革新都政をつくる会は「市民と野党の共闘」の推進と小池都政転換の方向を指し示すうえで重要な役割を果たしました。
また、総選挙において全都的な共闘はできませんでしたが、13の小選挙区で市民連合の提案による政策協定、推薦、共同候補など市民と野党の共闘が実現し、行政区単位、地域段階でもさまざまな形で共闘がとり組まれ、東京での自公与党の議席を議席総数(40)の39%に追い込むことができました。
一方、3期目を迎えた小池都知事は、都知事選挙で問われた貧困と格差の是正、非正規雇用の解消と賃金保障、35人学級や教員不足の解消、保育所待機児(2024年1万5000人・旧基準)の解消、都営住宅の大量建設などの切実な都民要求に耳を傾けることなく、東京大改造を最優先に、地球温暖化を加速させる築地市場跡地などの超高層ビル再開発や都庁舎プロジェクションマッピングやお台場での巨大噴水などの無駄遣いに巨額の税金の投入を推進。財界ファースト・都民置き去りの都政をいっそう加速させようとしています。
今年は都議会議員選挙と参議院議員選挙が実施されます。この間の選挙戦で実証された市民と野党の共闘をさらに発展させ、国民・都民が主人公の政治の流れを切りひらこうではありませんか。
革新都政をつくる会は、都政転換を求める都民のみなさんと連帯し、市民と野党の共闘のさらなる発展であらたな政治の流れの実現と都政転換に全力をつくす決意です。
革新都政をつくる会 事務局長 中山伸