市民と野党の共闘ネットワーク 9・26集会
2024年10月15日


市民と野党の共闘のたたかいの恒常化を
 9月26日、先の都知事選挙で蓮舫候補を先頭に市民と野党の共闘による都政転換をめざして奮闘した「2024都知事選挙 市民と野党の共闘ネットワーク」の主催で、「都知事選をふりかえり、都政転換をめざす新たなたたかいを!9・26集会」が開催され、都知事選挙の総括と新たなたたかいの意思統一をおこないました。
 集会は、「市民と野党の共闘で都政転換」をめざす呼びかけ人会議の呼びかけで開催されたもので、都知事選のたたかいを通して広がった市民と野党の幅広い共闘をふりかえり総括をおこなうとともに、次期都知事選をめざして、財界ファースト・都民置き去りの小池都政の転換、都民要求実現に向けた新たなたたかいをスタートさせること、選挙中、選挙後に展開された卑劣な蓮舫バッシングを許さず、民主主義をまもるたたかいをすすめることを意思統一することを目的に開催されたものです。
 オンラインで挨拶をおこなった呼びかけ人会議共同代表の浜矩子同志社大学名誉教授は「都知事選挙そのものには勝利できなかったが、市民と野党の主張を都政に反映させるることができたのは希望。そのうえでたたかう相手陣営の状況を徹底的に視察・分析し、熟知することが必要」と述べました。
 宇都宮健児弁護士は「市民と立憲野党の共闘の話し合いで候補者を決めたのは画期的。30の小選挙区で地域選対がつくられ、市民の「1人街宣」がひろがったことも今後に生きる」と都知事選挙を振り返りました。
 さらにサプライズとして蓮舫氏から寄せられたメッセージ(左枠)が紹介されおおきな拍手につつまれました。
 報告に立った呼びかけ人会議の中山伸氏は冒頭、都知事選挙から3ヶ月近く経ったが、私たちのなかにはたたかいの熱い息吹がみなぎっている、新たなたたかいへの決意が広がっていると述べるとともに、今回の選挙が、「自民党政治に追随し、東京大改造の名の下に財界ファースト・都民置き去りの都政を推進してきた小池都政に対する不満・批判が底流となり、さまざまな切実な都民要求が渦巻くなかでの選挙戦となり、小池自民党都政の8年を検証し、厳しい審判を下すことが何より求められる選挙」となったことを強調。
 自民党のステルス(隠密)作戦による小池都知事支援、都民を前にした蓮舫候補との論戦を回避した小池都知事の動き、財界、自民、公明、維新、さらに統一協会による自民党別働隊としての石丸候補の役割など異常な今回の都知事選挙の背景を明らかにしました。
 その上で中山氏は「市民が1人街宣やボランティアに取り組んだことは民主主義の底力を示した。真の共闘実現への課題も明らかにされた。このたたかいは今後の都政転換と新しい政治を切りひらく力となる」呼びかけました。
 ジェンダー平等社会をめざす「フェミブリッジ」西山ちえ子氏は選挙中、選挙後の蓮舫バッシングについて、蓮舫バッシングであるとともに市民と野党の共闘へのバッシングであると厳しく批判。バッシングを許さないたたかいを呼びかけました。
 発言交流では、衆議院選挙小選挙区の市民連合として江東市民連合や市民連合町田が選挙後もいち早く総括をおこない次の選挙にむけたとりくみをはじめていることが報告されるとともに、教育、障害者などの団体、横田基地・オスプレー、特定整備路線・赤羽駅北口再開発、神宮外苑再開発など各分野からの小池都政告発の発言や「学校給食を求めて運動し、都知事選挙声明でたたかったことで都が無償化に踏みだした」の報告がおこなわれました。
 集会は最後に「この都知事選挙の経験を真の市民と野党の共闘に発展させ、都民の声が届く、都政実現の取り組みを継続させよう」との行動提起を確認しました。 
 永山利和元日大教授、五十嵐仁法政大学名誉教授が開会・閉会挨拶をおこないました。
 この夏、暑い暑い日々にも関わらす多くの方々にエールをいいただき、1人スタンディングという新しい民主主義が生まれたことに心から感謝しています。
 お一人お一人の声と行動にどれほど励まされたことか。
 心から感謝しかありません。
 政治は政治家が作るものではなく、市民が生みだすものだと確信しています。
 これからも、私たちがつくっていきたい東京の未来像が実現するよう、共に努力を重ねていきたいと思います。
 誠にありがとうございました。
        令和6年9月吉日
              蓮舫
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