2024年 都知事選挙 小池都政転換に向け市民と野党各党が懇談
2023年10月15日
2024年都知事選挙まで10ヶ月余りに迫った9月29日夜、「市民と野党の共闘の実現で都政転換」をめざす呼びかけ人会議の呼びかけで、東京都知事選挙でははじめての都内区市での首長選挙をたたかう市民団体と野党各党の懇談が開催されました。
懇談は「来年夏の東京都知事選挙で市民と野党の共闘を実現し小池都政の転換を」めざす呼びかけ人会議の呼びかけに応えて立憲民主党、日本共産党、社民党、新社会党、緑の党、東京生活者ネットワークの出席のもと、18地区の市民団体の参加で開催されました。
開会挨拶にたった五十嵐仁代表呼びかけ人は「都政転換の道は市民と野党の共闘にあることは、岩手県知事選や立川市長選挙で明らか」と述べ「本日の懇談を共闘再構築のステップとしたい」と呼びかけました。 ついで2020年都知事選挙で共闘の候補者として奮闘した宇都宮健児弁護士は自身も江東区での共闘に尽力していることを紹介。都民をないがしろにする小池都政をやめさせるため、「市民と野党の共闘で都知事選挙をたたかおう」と訴えました。
挨拶に立った野党各党の代表は、福祉・教育の破壊、明治神宮外苑問題、都市開発による気候温暖化など小池都知事の都政運営を批判、告発するとともに、「呼びかけ人会議」のとりくみを高く評価、野党と市民の共闘で都知事選挙をたたかう決意を表明しました。
懇談では17地区の市民運動の代表やこの間、区市長選挙の候補者としてたたかった方々が、「総選挙や前回都議会議員選挙では共闘でたたかい、共闘の候補者を議会に送ることが出来た」「地域では保健所増設や東京都のコミュニティバスの運行費補助など強い要求がある。こうした都民要求を掲げ、都知事選挙にとりくむ」、「小池都政のもとで学校給食無償化など三多摩格差がひろがっている。切実な都民要望を実現するには知事を変えなければならない」「都の道路建設が突然発表され、住民が追い出され環境破壊がすすめられようとしており、都政を変えるため頑張りたい」など各地域での市民と野党の共闘の報告と切実な都民要求が訴えられるとともに、「本当に強固な共闘をつくり、都知事選挙をたたかいたい」などの熱い思いも語られました。
懇談のまとめとして中山伸呼びかけ人会議事務局から懇談開催にあたっての協力に感謝を表明するとともに「市民と野党の集まりをさらにステップアップさせ、幅広い規模での集まりを計画したい」と提案をおこないました。 最後に永山利和代表呼びかけ人が、さらに運動をすすめようと結びました。