―都政パンフ― 2020年都知事選挙 私たちの提案 読んで
2020年5月18日



―都政パンフ― 2020年都知事選挙 私たちの提案 読んで

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美濃部民子
(画家・日本美術会)
 パンフ拝読しました。小池都政の悪政が改めてよく判ります。選挙運動をする人たちがこのパンフの自分が特に関心を持っている部分を熟読し、そのうえで話す相手の関心事に合わせて話をすれば、とても有効な会話ができると思います。
 現在は新型コロナウイルスのための自粛を強いられていて、東京は特に人口も多く大変な状況です。困っていている方はたくさん居られます。その原因が突然のコロナのせいばかりでなく石原都政から続く都民の福祉切り捨ての結果であることも十分に示せるパンフの内容です。
 会話は会って話すのが一番ではあるけれども、電話やスマホ、メールやテレビ電話でも妙な遠慮などが入らずに聴く方も伝える方も伸びのびできる側面もあると思われます。今の政治は黙していれば何も変わらず、しかし声を上げれば「10万円をすべての人に」というように変えられることを私たちは知りました。声を上げるのは国会前に集まるばかりではなくパソコンからでもできる。文明の力を大いに活用して、災い転じて福となしたいものです。

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伴 香葉
(東京民医連事務局次長)
 新型コロナウイルスの感染拡大が猛威を振るう中、東京都は医療介護崩壊の危機に直面しています。重症者用の病床は逼迫、感染防止のための医療物資は足らない、保健所は統廃合されて業務が回らずパンク状態、医療介護従事者の人員確保もままならない。これまで経済効率ばかりを優先して、社会保障を切り捨ててきたツケが見事に表れています。
 営業の自粛で多くの中小企業や個人事業主が倒産の危機に見舞われ、ネットカフェが閉鎖されたことで途端に「ねぐら」を失う人が数千人。弱い立場のひとたちに目をむけず、貧困と格差の拡大を放置してきた結果です。
 地方自治体の最大の使命は住民の命と健康、生活を守ること。大企業・富裕層の利益追求に邁進するのではなく、いまこそ都民の声を集め、知恵を出し合い、安心して暮らせる東京都に作りかえる必要があります。「私たちの提案」の内容は決して夢物語ではなく、トップの決意次第で実行可能なことを、財源の裏付けをもって広く知らせていく事が大切だと感じます。

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斯波 稔
(都生連事務局次長)
 新型コロナウイルスの蔓延の中、小池都知事は都民に自粛と休業を強力に進めていますが、休業補償と生活支援と十分な一体となっていないため混乱を招いています。休業補償・生活支援と併せて感染検査体制の拡充を一体的に進めること、これが都民の求める施策です。
 小池都知事は感染拡大による医療崩壊が懸念される中、都立病院の独立行政法人化を強行し、検査体制の拡充をすすめるどころか億単位の都税を使いCMに出演するなど都政のリーダとして果たすべき役割・資格に疑問の声があがっています。休業補償と生活支援にやる気のない国政に対峙し都民の命と暮らしを守る役割を果たすことこそが都知事がやるべき責任です。
 私たち市民と野党の共闘団体はコロナ災害に立ち向かい、都民の暮らし、福祉、街づくり、医療・介護の拡充、子育て、高齢者対策、教育など暮らし最優先の都政を求める「2020都知事選挙私たちの提案」に賛同し、都民の声が届かない小池安倍政権べったり都政から都民の皆様と力合わせ、かつて都民の大きな力で誕生させた革新都政を取り戻し、都民のための都政への変換に全力で頑張る決意です。



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