7・5都知事選 市民と野党の共闘実現で小池都政の転換を
2020年5月18日


新型コロナウイルス感染防止 今こそ、都民のいのちとくらし守る都政を!

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代表世話人会議=20.4.20
 新型コロナウイルス感染防止、都民のいのちとくらしを守る重大局面が続いています。
 こうしたもとで感染拡大防止対策、「自粛と補償」、保育園休園、学校休業など社会生活全般にわたり、国政、都政の在り方が問われています。この中で迷走をつづける安倍政権と、これに追随し東京オリンピックを優先、初動を誤った小池都政に対する国民・都民の批判と疑問の声がひろがり、中小企業への支援の延長の実現など世論が政治を動かしています。
 今号は、都民の命と健康をまもるために医療現場、福祉、保育などライフラインの第一線で必死に奮闘する人たちの状況をレポートしていただきました。いまほど、こうした現場でたたかうみなさんと連帯し、行動することが求められているときはありません。

医療=病院の現場― 一つ外すごとに手指消毒よぎる不安

 PPE(個人防護具)をつけてすでに1時間とすこし。半袖のユニホームの上に着たビニール製のガウンは全く通気性がない。流れる汗が腕を伝い手首のところに溜まっているのがわかる。きつく止めたN95マスクが鼻筋に食い込み痛い。
 何とかひと段落させて交替で休憩をとる。マニュアルどおりにまず二重にした手袋を外す。手は長時間水につけたような状態。したたり落ちる汗。マニュアルではこの時に擦式消毒薬で手指を消毒することになっているが流れる汗でアルコールが薄まって効果がないのではと不安がよぎる。もう1回分擦式消毒薬を手に取り擦り込む。次いで首の後ろでガウンをちぎり上半身からガウンを脱いでいく。この時ガウンの外側に触らないように注意しながら袖を抜く。次いで下半身を覆っていたガウンを、これも外側に触れないようにウエストに向かって丸めていき最後に腰ひもを引きちぎりガウンを専用ゴミ箱へ廃棄する。ここで再度手指消毒。この後はアイシールド、キャップを外す。もちろん一つ外すごとに手指消毒。最後にN95を自分の顔にあまり触らないように下の紐から外す。本来はN95も1回ごとに廃棄することになっているのだけれど、1日1個の使用制限がある。汗で湿ったN95の外側に触れないように茶色の紙袋に滑り込ませる。最後に手を洗いようやくホッとする。
 3密を避けるために、以前のデイルームが休憩室になっている。奥のテーブルには病院に届けられたお茶やお菓子がメッセージと共に置いてある。都庁をブルーにライトアップには軽蔑しか感じないけれど。このような個人の善意はありがたいなと素直に思う。先月には近所の方が、頑張ってくださいと数枚のマスクを届けてくれた。こういう話をきくとジーンとくる。
 「あの、独法化の話ってなくなったんでしょ」、休憩中の同僚が隣のテーブルから話しかけてくる。どうしてそう思ったのと訊くと、「独法化したらこんなに(人手もお金もかかる)コロナの受け入れなんて出来るわけないじゃん」と素直な感想。都は22年度中の独法化をあきらめていない。その証拠に3月31日には独法化を盛り込んだ「新たな病院運営改革ビジョン~大都市東京を医療で支え続けるために~」を正式に発表したんだよと説明。話しかけてきた同僚は「まじか…」と絶句。

 準夜終了後、休憩室で。「わたし、最近(維新の)吉村見直したんですよ。だってコロナに対応する医療従事者に手当出すんでしょ。私たちなんて340円じゃないですか」。維新が大阪の医療を破壊してきたこと、医療者への手当はふるさと納税などではなく、きちんと財源を確保して払うことが自治体の責任と説明するが、「吉村は3000円ですよ」と。マスクも足りない現状が、現場で働く職員にないがしろにされている感を募らせる。ないがしろ感をそのままに6月を過ごし7月を迎えることはできない。
 希望の政策を共に語ることのできる私たちの都知事候補が必要だ。今すぐに。【都庁職病院支部書記長・大利英昭】

保育の現場――「感染させない・しない」注意払う日々

 新型コロナウイルス感染が拡がり始めて、私が勤める保育園では職員のマスク着用、これまで以上に手洗いや部屋の換気、保育園に入る際には消毒液をつけ、毎日、園児や職員の検温と健康チェックを行い、感染防止対策をとってきました。
 4月7日から緊急事態宣言が出て、当園のある豊島区から休園要請を受けて、4月10日より休園措置となり、臨時対応の応急保育を開始しました。医療従事者など職務内容で保育が必要な家庭もあり、最大約6~7人程度の園児の保育をしています。職員も近距離の正規職員中心に交替で保育にあたり、他の職員は、自宅待機や在宅業務(事務作業、玩具作り、自主学習など)を行ってきました。
 自粛期間中は、友だちが少なくなるなど大きな環境変化の中の子どもたち。安心して過ごせるように配慮することはもちろん、自宅で過ごす子たちも元気で過ごしているかを週に一度、「元気にしてる?」と家庭に電話をしたり、4・5歳児の家庭にはZOOMを使って顔を見て話しをと、みんなの声や表情など元気な様子を確認して安心しています。また、公開限定の動画配信を続けるなかこどもの日には『こいのぼり』の歌に合わせての動画の配信をしました。
 この期間、都内を見れば保育を必要とする家庭は多数あり、受け入れる保育施設も多いと思います。保育現場としては、「園児に感染させない」「自分たちも感染しない」といつも以上に注意を払っている日々ですが、実際には直接子どもたちと触れ合いも必要です。子どもたちの援助をしながら心と体の成長を見守り、お母さんお父さんが安心して働きながら子育てができるように支援もしています。家庭を持ち、子育てしながら働いている職員もいるという職場であることをしっかり見てほしい。これまで、国も都も医療・福祉といった社会保障の予算を削ってきました。
 そのツケが今回の事態に表われています。人の命を守る仕事をしているからこそ東京都には、そこで働く労働者に経済的にも物質的にも手厚い支援をしていただきたいです。【増田拓・全国福祉保育労働組合東京地方本部西池袋そらいろ保育園分会】

7・5都知事選へ 今できること、今やれることに全力を―代表世話人会が訴え

 4月20日、「三密」を排して、代表世話人会を開催。中山事務局長の提案にもとづき、直前に迫る7月の都知事選挙へむけて、新コロナ禍のもとでの取り組みについて、意思統一をおこない、当面の活動の指針となる代表世話人連名の訴え「新型コロナ感染根絶、都知事選挙での「市民と野党の共闘」の実現をめざすとりくみに全力を」を全員一致で採択しました。そのなかの行動提起部分をご紹介します。
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