全都各地で都民運動がかつてなく広がる中 革新都政をつくる会年定期総会を開催
2019年2月22日
安倍9条改憲NO!安倍政権打倒! 自民党型都政・小池都政転換
都民のいのちとくらし、平和を守る「都民が主人公」の都政を!
革新都政をつくる会は2月13日、“安倍9条改憲NO!安倍政権打倒!自民党型都政・小池都政転換都民のいのちとくらし、平和を守る「都民が主人公」の都政を”のスローガンを掲げて、2019年定期総会を千代田区・エデュカス東京で開催しました。
定期総会は、議長に佐久間千絵(新婦人都本部会長)西川龍平(民青都委員長)各代世話人を選出して開会しました。
小部正治代表世話人(自由法曹団東京支部支部長)が開会あいさつ、安倍暴走政治打倒と都政転換の新たな契機となる活発な討議を呼びかけました。
来賓として吉田万三さん(顧問・元都知事候補)があいさつ。続いて、曽根はじめ日本共産党東京都議団長が来年度都予算案を中心に都議会報告を行いました。
中山伸事務局長が、総会議案の提案を行いました。「安倍暴走政治による格差と貧困がいっそう拡大し、都民生活のあらゆる分野で不安と怒りの声があがるなか、いま都政に求められているのは、暴走政治の防波堤の役割を果たすとともに、都民の切実な要求の実現、都民のいのちとくらしの困難の打開に全力をつくすことにほかなりません。にもかかわらず、小池都知事は、石原都政以来の東京改造、安倍暴走政治追随の路線を踏襲すると共に、都民生活をなおざりにしています。また、都民との約束を破って、2020東京オリンピックの見直しを放棄、築地市場を豊洲へ強行移転させ、情報公開を「一丁目一番地」と公約しながら情報を隠ぺいするなど、公約と都民の期待を裏切る行為をつづけています。しかし一方で、都民世論と切実な都民要望や各分野での要求運動が保育など一定の分野で都政を動かしていることも重要です。こうしたもとで、都内各地・分野で都民運動が立ち上がり、広がっています。それは、『市民と野党の共闘』をつくりだす運動とも結び、発展」しています。
「安倍政権打倒で歴史の岐路となる激動の情勢を切り開き、都民要求の実現、一年半後に迫った都知事選挙での都政転換を実現するために、革新都政の値打ちを次世代に継承し、今に生かしていくことが求められている」と、小池都政二年半を検証し、都民要求実現と都政転換をめざす活動を提起しました。
方針案にもとづき各団体から「外環道や特定整備路線など道路建設に税金がつぎ込まれ、住民の反対運動が各地で広がっている」「大田区長選で市民と野党の統一候補でたたかう」「築地市場移転で売上げ減、移転反対は党派を超えて運動に」「青年の中にも働き方、憲法など問題意識高まっている」「消費税増税で中小零細企業が大打撃を受ける」「羽田空港増便都心低空飛行計画11の区で反対、港区での住民アンケートで85%が反対している」「都道府県化で国民健康保険料の大幅値上げが予定されている」「都の業務の民間委託、リストラ、官製ワーキングプア増え、職員定数削減などによる自治体が破壊されている」「教育現場で管理と競争が強まり、過労死につながるはたき方が強まっている」「都民の財産の投げ売りでオリンピック選手村整備口実に大規模開発すすめられている」「CⅤ22オスプレイ横田基地配備で騒音振動、いのちを守る都政の大事な課題」「都民世論と小池都政の現状、都議会の変化と都知事選に向けての情勢と構え」など情勢とたたかいに切り込んだ発言がおこなわれました。
討論のまとめで事務局長は、かつてなく新たな市民運動が広がる情勢の下での
総会となったと述べました。討論で深められた東京一極集中、貧困と格差の拡大による都民の生活の深刻な実態と豊洲移転強行など小池知事の「裏切り」やタカ派的行動への都民の怒りが増すなかでいのちと暮らしを守る攻勢的な運動の展開で都民要求実現を呼びかけるとともに、市民と野党の共同で都政転換を実現しようと呼びかけました。総会は提案されたすべての議案について満場一致で採択しましました。
閉会にあたって木下雅英(都教組委員長)代表世話人が「憲法を生かした都政」実現への決意を力強く表明しました。
9国民春闘決起集会=2019.1.30・杉並区 |