―都議会第3回定例会―今こそ都民のいのち・平和・人権守る都政を
2018年10月15日


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都庁・都議会へ切実な要求をアピールする参加者=2018.9.19・都庁前
 9月19日、東京都議会2018年第3回定例会が開会。革新都政をつくる会は早朝宣伝を午前8時から都庁中央通りと議会通りで展開。参加者が「会」の機関紙号外を配布するとともに、安倍政権の悪政からくらし、福祉を守れ、豊洲移転強行NO、住みつづけられる東京、くらし、いのち、環境を守る都政を!と訴えました。昼は、都民要求全都連絡会、東京社会保障推進協議会、東京地方労働組合評議会の3団体が主催する都庁前行動が開かれ、250人が参加しました。
 参加者は都庁に向って「築地市場の豊洲移転をやめろ」「オリンピックを口実に無駄遣いをするな」「オスプレイの配備やめろ」などのプラカード、要求幕などかかげ、都庁にむかって力強くアピールしました。

 第3回定例都議会では、切実な都民要求をめざす論戦が求められました。徳留道信都議(日本共産党)は代表質問で、10月1日から米軍横田基地(東京都福生市など5市1町)に正式配備が通告された米空軍特殊作戦機CV22オスプレイについて、国と米軍に配備撤回を求めるよう国に求めるとともに、小池都知事の認識をただしました。
 徳留氏はCV22について▽配備前から、時と場所を構わず訓練している▽同基地周辺3㌔以内に学校が30校以上ある▽都と周辺5市1町が「安全性への懸念がぬぐえない」と表明している―ことを指摘。「正式配備されることの危険性を、どう認識しているのか」、国及び米軍に配備撤回を強く求めるよう知事に迫りました。
 また、都の人権条例を、自民党を除く賛成多数で可決しました。条例は性自認、性的指向を理由とする差別的取り扱いを禁止。外国人に対するヘイトスピーチ(差別を扇動する原動)を防止するため、知事が公共施設の利用制限の「基準を定める」としています。
 小池知事が「食の安全・安心を守る」「築地は守る」との公約を投げ捨てたことは都政のあり方を問う大問題です。豊洲新市場の地盤沈下や処理前地下水の噴出など「新たな問題が次々起こる下で、豊洲移転を強行し、築地市場の解体工事を進める」ことは許されません。

安倍第4次改造内閣 9条改憲 社会保障第改悪許すな!

 都議会第3回定例会開会中の10月2日、安倍第4次改造内閣が発足しました。安倍首相は、憲法改悪への露骨な改憲シフトをつくるとともに、2021年度までの3年間に行う社会保障「改革」へ具体的に動き出しています。
 その狙いは、「全世代型への改革」による国民負担増と給付減です。
 憲法9条改憲を許さぬ3000万署名大運動と、くらし福祉を守る国民的大運動が求められています。

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