11月区長選へ 憲法とくらし守る区長を―新宿 区内の政党・団体・個人と政策について懇談重ねる
2018年7月18日
新宿区は自民党・公明党が与党の吉住区政のもとで、国政にならった大規模開発優先、社会保障抑制が続いています。11月4日(日)告示、11日(日)投開票で行われる新宿区長選挙に向けて、幅広い区民と野党の共闘で、憲法とくらしを守る区長を誕生させる努力が続けられています。
本年2月に「共同の区長候補擁立のよびかけ(新宿区長選共同アピール)」と「私たちがめざす新しい新宿区政のビジョン」を発表しました。憲法にもとづき「平和都市・新宿」「誰もが人間として輝く新宿」をはじめとした基本政策と個別政策について区内の政党・諸団体・個人と懇談を重ね、アピールに賛同いただきながら呼びかけ人を募っています。7月1日現在で呼びかけ人は37名となっています。
また、平和と民主主義を守る課題で区内の団体・個人が参加する「みんなの新宿をつくる会」はこの間、東京1区市民連合と共同し、安倍9条改憲阻止3000万署名の共同宣伝を取り組んでいます。毎回、海江田万里衆議院議員や立憲民主党、共産党、社民党、自由党の各政党代表がそろい踏みで訴えています。また、区民要求実現の運動の中で新しい区長を誕生させたいと6月21日に「これからの新宿区政を考えるタウンミーティング」を開催し、新宿民主商工会、新日本婦人の会新宿支部、新宿区労連が区政への要求についてプレゼンテーションを行いました。
区議会第二回定例会の冒頭で吉住区長は、次期区長選への出馬を表明するとともに、私たちがデモ出発地として利用している公園の使用基準の見直しを発言し、区は8月以降の3公園の使用禁止を決定しました。憲法21条「表現の自由」を侵害するファッショ的性格を露呈した現区長を、幅広い地域の共同で変えていこうと決意しています。【みんなの新宿をつくる会・高橋博】