築地でええじゃないか! 世界に誇る日本の文化 新宿で行進
2017年7月15日
「築地でええじゃないか!」の音頭が新宿の街に響きました。築地市場(中央区)の豊洲新市場(江東区)への移転計画に反対する市民らが6月18日、新宿区内で「元祖築地でええじゃないか!新宿港町行進」を行いました。
行進に先立ち、呼びかけ人の浦邉力さんは、小池百合子都知事が築地市場業者に、豊洲新市場の土壌汚染を無害化できなかったことを謝罪したことにふれて「ならば豊洲に行かないほうがいい。築地の良さをアピールしていきましょう」とあいさつしました。
全労連・東京中央市場労組の中澤誠委員長は、小池知事が豊洲移転の方針を固めたなどと報道されていることについて、「石原慎太郎元都知事が何度『決定』しても移転できなかったように、知事の決定だけで移転はできません」と強調。引き続き移転中止を求めていこうと呼びかけました。
約100人で始まった行進は参加者が増え続け、200人近くに膨らみました。
「らっしゃい、らっしゃい、築地にいらっしゃし」「世界に誇る日本の文化」軽快な小太鼓のリズムに合わせてコールが連呼、うちわが振られ、参加者は次々マイクを握り、自作のコールも交えながら消費者・仲卸業者などの立場から築地の大切さを訴えました。