明日を決めるのは私たち― 参院選で野党勝利 6・5総がかり大行動
2016年6月15日
「明日を決めるのは私たち―政治を変えよう!6・5全国総がかり大行動」(実行委員会主催)が6月5日、全国各地で取り組まれました。東京では国会正門前、農林水産省前、日比谷公園前3カ所に特設ステージが置かれ、野党の代表や各界・各分野の著名人がスピーチしました。
戦争を可能にする法律を廃止し、格差・貧困ひろげ、命をないがしろにする政治を変えよう!と、「総がかり行動」には、4万人以上が参加しました。
日比谷公園かもめ広場ステージでは、「安倍政権退陣で未来を切りひらこう」という思いを共有しました。
開会あいさつをした「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」の佐藤学さんは、昨年9月19日の怒りと憤りを忘れていないとして「市民のたたかいの輪を大きく広げ、統一候補を実現させた。今新しい政治の分岐点にいる」と指摘。「日本を戦争する国にしない、憲法快晴を許さない、そうしたたたかいをしていこう〕と呼びかけました。
脚本家の小山内美江子さんは、71年前の東京大空襲で10万人以上が命を落としたと訴え、「戦争は二度としてはいけない。安倍首相、自民党には退いてもらいたい」と呼びかけました。
SEALDS寺田ともかさんは、自民党改憲草案では基本的人権の尊重や個人という言葉が削られていると指摘。「個人を尊重しない国に繁栄や成長はない。あの草案に理想を抱いている日立に政治は任せられない」と話しました。
「政治を変える 市民が変える」とのプラカードを掲げ、「参院選は野党が勝利」「安倍政権を必ず倒そう」と全国いっせいにコールが行われました。