2016年5月25日

革新都政をつくる会

　舛添知事の高額な海外出張や公用車使用の私的利用につづき、政治資金を使っての家族旅行、個人的な飲食費など税金を湯水のように使っている事実が次々と明らかになっています。

　これまでも無駄遣いと厳しい批判を浴びた石原慎太郎元都知事時代を上回り、都民の生活感覚から見て考えられない高額な費用の海外出張で批判を浴びてきた舛添知事は、公用車をほぼ毎週末神奈川県湯河原の別荘までの送迎に使い、さらに、政治資金を流用した家族旅行の宿泊代や私的な飲食代などの事実がマスコミにより次々と明らかになり、都民は舛添知事自らによる真実の説明を求めてきました。

　しかし、舛添知事は、13日の記者会見で政治資金の私的流用を「不適切な会計処理があったことを認め謝罪し、一部返金する」と述べましたが、あくまで「政治活動」と強弁。

　さらなる徹底した説明責任を求められた20日の記者会見でも、すべてに問題について、「政治資金規正法に精通した第三者の弁護士に調査をゆだねる」と説明を拒否し不誠実で無責任な答弁を繰り返し、マスコミと都民・国民からさらに厳しい怒りと批判を浴びました。

　舛添知事は、政治家としての資質・資格にかけています。石原、猪瀬そして舛添知事と三代続くカネ疑惑の都知事に都民の怒りは増大しています。いま求められているのは、厳しい暮らしの中から納税している都民・国民の血税の使途に対する知事として、政治家としての認識と主権者・都民の立場に立った都財政の民主的運営です。舛添知事は、都知事として失格であり、退陣すべきです。都民は、カネと利権から決別して、清潔でクリーンな都知事、都政を求めています。

　革新都政をつくる会は、都民の目線に立った徹底的な検証と無駄遣いの是正、経費の削減を求めるとともに、都民のみなさんと力を合わせて、クリーンな知事で「都民が主人公の都政」への転換を求め奮闘するものです。