都政転換地域から(15) 戦争する国ゴメン!超党派の市議会議員9人も参加 市民パレード
2015年8月15日
木村 重成
小平革新懇事務局長/小平・九条の会事務局

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 九条の会・小平の事務局で活動しています。私は今も小平革新懇の事務局長を努めていますが、ここで培った人脈を土台に発足以来10年、九条の会・小平の事務局を務めてきました。
 九条を壊す戦争法案強行の動きの中で昨年来最も忙しく動き回っています。小平でも6月に総がかり行動実行委員会ができて7月11日には超党派の市議会議員9人も参加する市民パレードが行われ、数次の国会包囲行動に参加するとともに9月6日には2回目の市民パレードを準備中です。
 私は、日頃はNPO第2こだま理事長として介護事業に携わっています。介護保険が始まる頃、地域の先輩たちに誘われて矛盾の内側に入ってそこから状況を打開する運動を進めようと取り組んできました。
 介護保険が始まって15年、年々条件は悪くなるばかりですが、デイサービス・ホームヘルプ・移送サービス・小規模多機能サービス・居宅介護支援の5つの分野で50人のスタッフとともに働き、制度の改善要求、要介護高齢者の人権を守る運動に取り組んでいます。
 地域には3・2・8都市計画道路反対の運動があります。地域住民の会で、東京都と11回に渡り交渉、納得のいく説明もなく、都・国で事業を進めてようとしたため、ついには25人の原告による訴訟となりました。
 半世紀前、当時はほとんど農地で住宅が点在する地域に都市計画道路が決定され、地域自治会からは「住宅街を避けて通る」請願も市議会・都議会で採択されたまま、塩漬け状態となっていたものです。今ではすっかり閑静な2千戸以上の住宅街が形成されたこの地域に4車線36m幅の大型道路が2千戸以上の住宅と私たちの介護事業所、公園の雑木林、玉川上水を切り裂いて通ることになっています。居住・自然環境が大きく破壊されます。私は、この訴訟団の事務局長として活動中です。すぐそばに府中街道が通っており、一日の交通量は1万8千台程度、200億円も投じて一日に4万台も通る計画の道路を造る必要は全くありません。10月には裁判所が現地調査に来ます。いよいよ正念場です。
 小平に来て47年、この間、私自身の10年半の不当解雇撤回闘争では地域でひとかたならぬ支援を受けました。私の活動はその万分の一かのお返しのつもりでもあります。

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守りぬこう憲法9条!市民総がかりパレード=15.7.11・小平市


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