東京都へ/特定整備路線中止を 署名3512筆提出
2015年6月15日

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特定整備路線建設中止を求める陳情を行う会代表と同席する曽根・米倉両都議〈共産党〉(右側の2人)
 東京都が「防災」を名目に都内28カ所(約26キロ)で進めている都市計画道路「特定整備路線」の中止を求めて、各路線周辺の住民が6月10日、都議会に陳情署名を提出し、記者会見しました。
 陳情項目は「環境破壊・まち壊し・住民追い出しの特定整備路線の建設を止める」というもの。品川、豊島、板橋、北など各区の住民団体でつくる東京都特定整備と線連絡会が3512人の署名を提出しました。
 記者会見で、同会の柴田裕代表は、「多くの住民が立ち退きを迫られる計画であるにもかかわらず、都は代替地も確保していない。2005年には名古屋市で都市計画道路を中止した例もある。住民の気持ちを思いやる姿勢がみじんも見えない計画は、承服できない」と語りました。
 連絡会は9月都議会第3回定例会にむけ、署名をさらに集めていく方針です。
 連絡会代表は、記者会見後、舛添要一知事にあてて同趣旨の陳情を行い、陳情には日本共産党の曽根はじめ、米倉春奈の両都議が同席しました。


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