都政転換 地域から(2)都政探訪ツアー 都政問題理解に有意義
2014年6月15日
元大田区議会委員
石井 賢二

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都議会本会議場の議長席・発言席を囲んで
 5月9日、「都政探訪」ツアーが日本共産党大田後援会の主催、可知佳代子都議会議員事務所の後援でおこなわれ、53人が参加しました。
 可知佳代子都議、丸茂勇夫元都議の案内、報告はスタートから都庁に向かう山手通り、大橋ジャンクションに至る「通りの下に大深度(地下40メートル)の高速道路がつくられ、その換気塔が佇立する異常な光景、大気汚染に輪をかけるもの」。住民の健康を顧みない都政の問題が浮き彫りになりました。
 都議会に到着後、昨年6月の都議選で17人に躍進した共産党都議団控え室を見学。徳留道信都議会議員の出迎えを受け、参加者一堂握手。予算委員会に使われる特別会議室を見学し、昨年12月の猪瀬直樹元都知事の「5000万円問題の追及、辞職で大きな力を発揮した共産党都議団の活躍」を確認。都議会議場の見学では本会議議場内部から見学し、都議会広報室の職員3人が説明するサービスぶりでした。
 昼食休憩後、築地市場に向かい、途中マッカーサー道路の原型が環状2号道路は「2020年の東京オリンピック開催時には会場と都心をつなぐ道路。光と影、住民無視の最たる道路」。
 晴海ふ頭の展望台から関係者の反対を無視して建設が強行されている「豊洲の新市場」を見る。「基準を大きくオーバーしている土壌汚染」。食の安全無視の移転に参加者からもブーイング。
 帰路、金子悦子、福井亮二区議会議員より「羽田空港のアクセスとして新空港線が住民、共産党区議団の批判、反対をよそに国の『特区』指定を口実に進められようとして区政の問題も報告されました。
 参加者から「時宜にかなったツアーだった」「大田区政探訪もやってほしい」などの要望が寄せられました。都政の問題に対する理解をするうえでも有意義なものでした。


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