革新都政をつくる会2013年定期総会を開く
2013年12月15日
猪瀬知事の巨額資金疑惑徹底究明!
都政転換へ許すな!暴走安倍政権

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総会で活動方針を提案する中山事務局長=2013年12月2日、千代田区・エデュカス東京
 革新都政をつくる会は、「2013年総会」を12月2日(月)、エデュカス東京に於いて開催しました。今次総会は、都政・国政の激動の情勢のなかでおこなわれました。国政は安倍政権が強行する秘密保護法の廃案をめざす緊迫したせめぎ合いのたたかいの真っただ中で、都政は猪瀬知事の巨額資金提供疑惑へのごうごうたる非難の世論が高まる中での開催となりました。総会には、29団体・地域、50人が出席し、猪瀬知事の5000万円巨額資金提供の疑惑と都民犠牲の猪瀬都政に対する怒りがあふれました。そしてさらに共同をげて猪瀬都政に終止符を打ち、何としても都政を変える決意と意欲にみちた討議が行われ、都知事選への構えと2013年活動方針が確認されました。


問われる都知事の責任・資格

 総会直前の11月22日猪瀬直樹知事が医療法人「徳洲会」グループから5000万円もの資金提供を受けていたことが明らかになりました。政治家としも、都知事としてもその責任が厳しく問われています。「都民が主人公」の都政をめざす革新都政をつくる会への期待と関心が高まる下での総会の目的は、(1)石原前知事の都政投げ出し・辞任による2012年都知事選から1年、都議選・参院の結果と新たな情勢の発展のもとで、4・5団体地域代表者会議で行った2012年都知事選総括を発展させ、都政転換をめざす戦略を構築し、次期都知事選へのスタートを切る、(2)改憲・消費税増税・社会保障破壊をすすめる安倍政権の暴走、2020年夏季五輪開催都市決定後の都政をめぐる情勢を踏まえ、都民のくらし、いのちを守る都政への転換、都民要求実現をめざすたたかいと都政政策をとりまとめる、(3)会計決算・予算案を確定し、役員の改選・補充等「会」の体制確立を行う、ことをかかげました。

いつ都知事選があってもたたかう

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 総会は、新千明代表世話人(新婦人都本部会長)、工藤芳弘代表世話人(都教組委員長)を議長団に、議事をすすめました。
 はじめに伊藤潤一代表世話人(東京地評議長)が開会の挨拶。安倍暴政政治や猪瀬知事の巨額資金提供問題などにふれ今総会の意義を強調しました。続いて顧問の吉田万三さんの挨拶、小池晃(参議院議員)さんのメッセージが紹介されました。
 中山伸事務局長が「2013年度活動方針案」を提案。2012年都知事選総括・課題とその後の都議選、参院選の結果及び情勢を述べ、活動の方針を提起しました。方針は、「暴走安倍政権と猪瀬都政による構造改革推進、開発型五輪、社会保障破壊を許さず、憲法を生かし、都民のくらし・いのち第一の都政をめざす」を掲げ、そのために次期都知事選のスタートをきるとして、5つの柱で具体的課題を提案しました。また、あらたな体制の人事案件、および會澤立示事務局長代理が会計報告と予算案を提案、氏家祥夫事務局員が2014年度都予算の都民本位の編成での要請書について提案を行いました。
 都議会報告は、吉田信夫都議(日本共産党都議団団長)がおこない、猪瀬都知事の5000万円巨額資金提供疑惑をめぐって緊迫する都政について、現局面と今後の追究などの都議会と都政の状況について報告しました。
 討論では、冒頭に日本共産党都委員会・若林義春委員長、続いて年金者組合・杉山文一、新婦人都本部・油原通江、日中友好協会・佐久間徹、都教組・木下雅英、都生連・亀山茂雄、自治労連・堤敬、臨海都民連・市川隆夫、新日本スポーツ都連盟・萩原純一の各氏9人が発言し、情勢と方針、緊迫するたたかいの課題について深めました。
 討論を受けて、中山事務局長が討論のまとめを行い、「都政・国政の緊迫した情勢の下での総会となった。猪瀬知事は、政治的、道義的に知事を続けることができるかどうかにある。“いつ都知事選があってもたたかう”そのための情勢の認識を深めることができた。都民のくらしの危機は深刻であり、くらし・いのち第一の都政への転換をめざし断固たたかおう」と呼びかけました。
 そして、提案された、方針、財政、体制案を全体で確認し、最後に今井晃代表世話人(東京民医連事務局長)が閉会の挨拶を行い、新しい変革の情勢の中でたたかう決意を述べ、団結ガンバローを行いました。


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