来るな!オスプレイ 首都に米軍基地はいらない10・23学習交流集会
2013年11月15日

オスプレイ配備阻止・横田基地撤去を
首都東京のたたかいへ共同と連帯


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 米空軍がCV22オスプレイを横田基地に配備を検討しているとの報道に対して、周辺自治体をはじめ市民、各界から怒りの声があがる中、オスプレイ配備阻止と横田基地撤去のたたかいを全都に広げるために学習と交流をおこなう10・23集会が、全理連ビル会議室でおこなわれました。集会は、革新都政をつくる会と日本共産党東京都委員会が共催して開催、130人が参加しました。

横田基地の変貌と異常

 集会は、中山伸革新都政をつくる会事務局長の司会で進行しました。
 新代表世話人(新婦人都本部会長)が開会挨拶。冒頭、台風26号による土石流災害で被災された大島島民のみなさんへの見舞いと救助活動への連帯を表明するとともに、横田基地の問題を全都のたたかいにするために、今集会の成功を訴えました。
 小泉親司氏(安保破棄中央実行委員会事務局次長・日本共産党基地対策委員会責任者)が「オスプレイと横田基地」と題して講演しました。小泉氏は、かってない米軍横田基地の変貌がすすんでいる実態を具体的な資料を駆使してリアルに報告し、凶暴なオスプレイ配備とともに、首都に広大な米軍基地が居座り、戦後68年間も1都8県の上空空域を支配し続けていることの異常さを強調しました。

横田・厚木のたたかいと連帯

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 続いて、基地撤去のたたかいの現地、横田基地と厚木基地から報告しました。「横田基地の撤去を求める西多摩の会」の寉田一忠さんは、米軍は大規模なパラシュート訓練を繰り返していると告発し、基地周辺の市町長と議会が相次いでオスプレイ配備の撤回を求めていることを紹介し、自治体ぐるみの運動にしていく展望をもって、横田基地撤去のたたかいをすすめると決意を述べるとともに12・8三多摩集会への参加を呼びかけました。
 「爆音をなくし、米空母の母校化に反対する厚木基地周辺住民の会」の河野幸司さんは、神奈川県内の15の基地と厚木基地での米空母艦載機による深刻な爆音被害の実態を報告し、11月24日には大和市でオスプレイ配備反対集会などのたたかいと連帯を表明しました。
 国会からは笠井亮衆議院議員が駆けつけ、臨時国会での論戦を報告。日米両政府のオスプレイ訓練の本土移転を厳しく批判するとともに、「オスプレイ配備撤回、安保条約を問うたたかいへ知恵と力を出し合い頑張りたい」と表明しました。
 交流・討論も活発に発言が相次ぎ、ピースナイトナインの成功を学生が呼びかけ。麻布米軍ヘリ基地の運動や平和委員会、昭島での運動と全都へのたたかいへの期待など短時間でしたが、活発に行われました。
 集会の最後に、閉会挨拶を日本共産党東京都委員会の土肥書記長が行い、「集会を通して、たたかいの条件と緊急性が共通の認識となった。集会を力に共同と連帯広げ、たたかいを一気に高揚させよう」と呼びかけ、参加者は拍手でこたえました。


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