防災ウォッチング 行政への改善進む―― 新婦人全都の班から
2013年6月15日
 「安心して住みつづけられる町を」と東日本大震災もあり防災の視点から町ウオッチングを全都の班から取り組んできました。東村山支部ウオッチングに取り組んで市へ提言、行政の施策に提言が生かされています。東村山支部の経験に学び全都からさらにウオッチングをと進めています。

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 東村山支部は、避難経路になっている道にある多くの橋が老朽化し心配と全部の橋を歩いて調査しました。市の橋台帳にはすでに無くなっている橋・名前の載ってない橋、架け替えられて新しい名前になっているなど杜撰なものでした。穴の開いているところ〈写真・上〉、ひび割れているところなど危険な状況をまとめて市へ要望。ひび割れの補修やペンキの塗り直し、外灯をLED電球にかえましたと早速市から報告がきました。多摩支部コスモス班では防災はまず自分の身を守ること、自宅が大丈夫だったら電気、ガス、水道が止まったことを考え最低3日分の食料と水を確保しておく。非常リュックを用意しているか?地図を見ながら避難所と周辺の道路と公園を見てまわりました。備蓄倉庫を見せてもらいましたが、収容人数に対して備蓄量が少なく、とても避難者全員にいきわたるとはおもえませんでした。
 公園のトイレは障がい者用のカーテンが壊れ〈写真・中〉、鏡や洗面台がはずされていて老朽化が激しかった。タイルでできたベンチはところどころはがれていて危ない。水道がでないとこもがあった。公衆電話の設置は駅から遠くなると少なくなっている。歩いて写真をとったところを地図に貼り一目でわかるように防災まマップをつくり、補修の必要な個所を市役所のみどりと環境課にいき、修理の要請をしました。後日トイレのカーテンだけしか直っていなかったので再度電話でトイレも全面改修とベンチの修理をお願いしました。普段何気なく歩いている街をじっくりみると段差が大きかったり〈写真・下〉ベンチが汚れていたり、暗かったりと気になるところが次々と出てきます。安全で住みよいまちにするために時々「ウオッチング」しなければとみんなで実感、今度は夜の街をウオッチングしてみようと話しています。防災公園をみんなで体験した荒川支部、大田支部では身近なスーパーやドラックストアーもウオッチングしています。小平支部では3月11日にウオッチングした内容をまとめ市の防災課と懇談、改善を要望しました。引き続き全都の班からウオッチングを進めています。


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