三多摩連絡会・外環道計画ウォッチ
2012年7月15日
緑豊かで閑静な武蔵野住宅街
40メートル幅で掻き削る無茶苦茶な計画

 6月3日、革新都政をつくる会・三多摩連絡会主催の外環道路問題の真実を知る「現地見学・学習ツアー」に参加しました。「市民による外環道路問題連絡会」(三鷹)のみなさんの丁寧な解説と案内で、この問題がいかに大変な問題であるかを改めて強く感じました。

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杉並区善福寺周辺を通る「外環の2」の計画を説明する地元の古川さん
 地元のみなさんは、政権交代で「国民の生活が第一」「コンクリートから人へ」と大転換がなされ、大型公共工事はストップだと喜んでいたら、八ッ場ダムに続いて、地域住民の反対で50年近く凍結されていた外環道路計画までも息を吹き返したのですからびっくり。その理由が、「2020年の東京オリンピック誘致に間に合わせる」というものですからあきれます。強行したとして到底間に合うはずもない途方もない工事で、オリンピックを口実に、石原都政と民主党政権が手を組んで、ゼネコンに莫大な税金をたれ流すという魂胆が見えみえです。
 しかし、この工事は八ッ場ダムとは違ってまだ工事は手つかずですから、いまストップさせれば途方もない無駄遣いと、甚大な環境破壊を食い止めることができます。
 練馬の大泉ジャンクションまでの16キロメートルを、地下40メートルに直径16メートルのトンネルを2本通すという工事の具体的なプランと規模を伺って、余りにも無謀な計画に唖然としました。
 「地下に万里の長城ができるようなものですよ。これが武蔵野台地の豊かな地下水を遮断し、上流部は地面が押し上げられ、下流部では枯渇し地面が沈み込む恐れがあるのです」という話に、この計画がいかに非科学的な机上のプランであるかがわかりました。また、地上の高速道路とつながるところは接続工事自体が非常に難しく研究途上であるうえ、地上部分で多くの住民が立ち退きを迫られることになり、16キロメートルにわずか4本しか作られない巨大な排気塔から出る排気ガスが、広大な地域を襲うことも予想されます。
 さらに、もともと地上につくるのは無理ということで地下にしたはずが、いつのまにか「外環の2」と呼ばれる地上計画も浮上し、地域の住民に不安が広がっていることも重大です。
 緑豊かで閑静な武蔵野の住宅街を40メートルもの幅で掻き削ることなど考えも及ばないことで、国土交通省と東京都が行おうとしている、こんな無茶苦茶な計画を絶対にやめさせなければと、バスで予定地をめぐりながら強く思いました。【革新都政をつくる会三多摩連絡会・寉田一忠】

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